ロンドンの人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 14:40 UTC 版)
「7人のシェイクスピア」の記事における「ロンドンの人々」の解説
ジェームズ・バーベッジ ストレンジ卿一座の創設者、元役者。後にランスことシェイクスピアと組み、数多くの作品を送り出す。 ランスとの初対面の際には、これまで多くの脚本に触れてきた経験から第一幕を一読しただけで脚本の良し悪しが分かると称し、彼の持ち込んだ脚本には何も感じないと酷評する。その後、ストレンジ卿のお墨付きを得てランスが現れた際には、以前の持ち込みのことを覚えておらず、好意的な態度で接する。好色家で多くの愛人を囲っており、愛人からは「バベさん」と呼ばれている。 リチャード・バーベッジ ジェームズの次男。ストレンジ卿一座の裏方を務めており、芝居にも端役として出演している。 ランス(シェイクスピア)は偶然、彼の演技を観てその才能にほれ込み、次回作『リチャード三世』の主役に指名する。当初は画家志望で役者の道は早々に諦めるつもりであったが、ランスの脚本とリーの台詞を演じるうちに、役の人格そのものになりきる役者として才能を開花させる。 クリストファー・マーロウ ストレインジ卿一座のライバルである海軍大臣一座の劇作家。ケンブリッジ大学出身の24歳。 1587年に執筆した『タンバレイン大王』が上演されると、大掛かりな演出と残虐な芝居が好評を博し大ヒットを記録する。その裏では国務大臣のフランシス・ウォルシンガムの命を受けて、学生時代から諜報活動を行っており、多くのカトリック教徒を密告している。 ストレンジ卿ファーディナンド・スタンリー 第5代ダービー伯爵。ストレンジ卿一座の庇護者。カトリック教徒。イングランド北西部に広大な領地を有する貴族であり、ロンドンではホワイトホール宮殿にほど近いキャノン・ロウに邸宅を構える。 ミル(ラドクリフ)とは旧知の間柄。彼からの依頼に応じてランスの持ち込んだ『ヴェニスの商人』を査読し、無意識に記されたカトリックの痕跡に懸念を示すも、書き直しを条件に一座での上演を認める。また、ランスやワースに対し、マーロウが政府のスパイであり、演劇の世界には多くの密告者が潜んでいることを伝え、決してカトリックと疑われることのないようにアドバイスをする。
※この「ロンドンの人々」の解説は、「7人のシェイクスピア」の解説の一部です。
「ロンドンの人々」を含む「7人のシェイクスピア」の記事については、「7人のシェイクスピア」の概要を参照ください。
ロンドンの人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 06:38 UTC 版)
「アサシン クリード シンジケート」の記事における「ロンドンの人々」の解説
フレデリック・アバーライン (Frederick Abberline) 声:興津和幸 ロンドン警視庁の刑事。変装の名人。 クララ・オディー (Clara O'Dea) 孤児の少女。上流階級世帯の使用人の家に生まれた。同じ様な境遇の子供たちを集め実業家としての才覚を見せる。 アレクサンダー・グラハム・ベル (Alexander Graham Bell) 声:寸石和弘 スコットランド出身の発明家。フライ姉弟に役立つ発明品を渡してくれる。 偏向報道を行うスターリック電信会社と敵対している。 ネッド・ワイナート (Ned Wynert) 泥棒で窃盗専門の犯罪組織の一員。ブライターズ排除のためにフライ姉弟に協力する。 ロバート・イグナティウス・トッピング (Robert Ignatius Topping) ギャンブルの胴元。子供の頃サーカスで過ごした経験があり軽業師や道化師、舞台監督などの知識を持つ。 アグネス・マクベイン (Agnes MacBean) 主人公たちの拠点となる列車の管理人。テンプル騎士に弱みを握られブライターズの元で働かされていた。 ナイジェル・バンブル (Nigel Bumble) アサシン教団配下のギャング「ルークス」の一員。ルークスに入るためにアグネスを尾行していた。 チャールズ・ディケンズ (Charles Dickens) 声:佐々木睦 小説家。ゴーストクラブの会員として都市伝説の調査をフライ姉弟に依頼する。 チャールズ・ダーウィン (Charles Darwin) 声:板取政明 自然科学者。ロンドン内部にはびこる薬物への対処をフライ姉弟に依頼する。 リチャード・オーウェン (Richard Owen) 声:[[]] 生物学者。ダーウィンとは仲が悪い。 カール・マルクス (Karl Marx) プロイセン出身の哲学者。産業革命下のロンドンで搾取に苦しむ労働者のため、労働組合の結成の準備をしており、その協力をフライ姉弟に依頼する。 フローレンス・ナイチンゲール (Florence Nightingale) 看護師。倒れたクララをランベス病院で看護した。 ベンジャミン・ディズレーリ (Benjamin Disraeli) イギリス首相。腐敗防止法を通そうとしてテンプル騎士団に命を狙われる。 メアリー・アンナ・ディズレーリ (Mary Anne Disraeli) 首相夫人。浮世離れしているようで聡明で強かな女性。デズモンドという名の犬を飼っている。 ウィリアム・グラッドストン (William Gladstone) 自由党党首。ディズレーリや女王からは嫌われている。 ドゥリープ・シング (Duleep Singh) 声:佐野康之 シク王国の最後の君主。英国の植民地インドの解放のためにイギリスの議員たちと交渉を重ねている。DLC「最後のマハラジャ」では、インドの財宝を取り戻すために東インド会社と対決する。 ヴィクトリア女王 (Queen Victoria) イギリス女王及びインド女帝。テンプル騎士団の陰謀からロンドンを守ったフライ子弟にガーター勲章を与えた。 ヘンリー・レイモンド (Henry Raymond) 作家。DLC「凶悪犯罪」に登場。ロンドンで起こる凶悪犯罪を捜査し、その内容をもとに三文小説(ペニー・ドレッドフル)を執筆している。 アーティ (Artie) 9歳の少年。DLC「凶悪犯罪」に登場。レイモンドと共にロンドンで起こる凶悪犯罪を捜査する。実は少年時代のある作家。 ブリンリー・エルズワース (Brinley Ellsworth) ドゥリープ・シングの友人。DLC「最後のマハラジャ」に登場。
※この「ロンドンの人々」の解説は、「アサシン クリード シンジケート」の解説の一部です。
「ロンドンの人々」を含む「アサシン クリード シンジケート」の記事については、「アサシン クリード シンジケート」の概要を参照ください。
- ロンドンの人々のページへのリンク