リオン・マグナス (Lion Magnus)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 16:07 UTC 版)
「テイルズ オブ デスティニーの登場キャラクター」の記事における「リオン・マグナス (Lion Magnus)」の解説
16歳 / 身長159cm / 体重48kg / 一人称:僕 声 - 緑川光 ソーディアン・シャルティエのマスター。セインガルド王国の客員剣士で、オベロン社総帥ヒューゴの側近。16歳にしてセインガルド王国随一の剣の使い手であり、スタン、ルーティ、マリーの3人をたった1人で切り伏せてしまうほどの実力者。将来の七将軍の1人と目されている。 本名は"エミリオ・カトレット(ジルクリスト)"。ヒューゴとは血を分けた実の親子であり、ルーティの弟にあたる。"リオン・マグナス"は公に対して親子関係を隠すためにヒューゴが与えた偽名(「マグナス」は古語で「偉大」を意味する)。ミクトランの影響を受けていたヒューゴとは幼い頃から親子ではなく上司と部下として接し、また姉のルーティは彼が産まれる前にクレスタに捨てられ、さらに母親のクリス・カトレットはリオンを産んだ直後に亡くなったため、家族の愛情を受けずに育っている。 冷徹かつ複雑な性格で、他者に対し心を閉ざしている。しかしただ1人、どことなく母親の面影を持つメイドのマリアンにだけは心を開き、命を懸けて愛していた。それを知るヒューゴにマリアンの命を掌握されていたため、リオンはヒューゴの駒として動き続け、海底洞窟でスタン達の前に敵として現れ、真実を明かし躊躇無く攻撃するも敗北、直後濁流に飲まれ死を遂げる。PS版では、死後、ミクトランにより生ける屍にされ最終決戦前にスタン達と対峙させられる。『デスティニー2』にて、エルレインの力で蘇り、ジューダスとしてスタンと姉ルーティの子であるカイルを助ける事になる。 PS2版 幾分丸くなり、冷酷な面が成りを潜め、捻くれた皮肉屋というよりは不器用な少年になった。また、ヒューゴとの親子関係は最初から明らかとなっており、リオン・マグナスの偽名も、客員剣士になった頃に自身で名乗り始めた設定になった。シナリオ上の変更もあり、マリアンが人質に取られるのが第2部冒頭となったため、第1部ではヒューゴの駒として動かされている自覚が無い。 船酔いしやすい設定が追加、描写多数あり(PS版では飛行竜に一度酔ったのみ)。また、背が低いことを気にする描写が追加され、それに関するサブイベントやチェルシーとのフェイスチャットがある。 スタンの項で触れた通り、シナリオ上ではスタンとの関係性が重視されており、彼に対し何かと「僕は、お前みたいな能天気で図々しくて馴れ馴れしい奴が大嫌いだ」と反発する場面が多い。装備武器がシャルティエと逆手持ちの短剣の二刀流になっており、本作以降の作品に登場する際はこの戦闘スタイルをとることが多い。 DC版ではリオンの視点で本編を進める「リオンサイド」があり、PS版、通常のPS2版では描かれなかったリオンの心情が強く描かれている。 固有装具は上記のとおり短剣。サポートタレントは戦闘に参加しているキャラクターの攻撃力を上昇させる「戦闘指揮」。 備考 複数回行われているテイルズ歴代キャラクターの人気投票では、1位2回、2位4回(詳しくは公式サイトを参照)にランクインし、2013年では一位三連覇を果たした『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリと共に殿堂入りとなった。 ドラマCDではセインガルド王国の七将軍直属である近衛団長を務めている。 啄木鳥しんき版ではシャルティエの説得で生きる道を選び、残っていた飛行竜で崩壊する海底洞窟から脱出し(スタンたちは海竜で洞窟から脱出しており、飛行竜の操縦方法はスタンと共にグレバムの元へ向かった際に覚えていた)、ダイクロフトへ上がった先でスタン達と合流した。ベルセリオスに乗っ取られたマリアンの誘惑に戸惑い、一度はスタン達と敵対しかけたものの、マリアンの真の声を聴き、彼女を斬ってベルセリオスから解放した。ルーティやウッドロウには本気で幽霊だと思われていたが、予期せぬ生還を喜ぶ仲間達に暖かく迎えられ、涙しながらマリアンの治療を頼んだ。その後はマリアンに仲間達への手紙を託し、エミリオ・カトレットとして償いの旅に出た。オリジナルのPS版に比べると年相応の幼さが強調され性格が丸くなっており、スタンたちに感化されて仲間や他人への気遣いが見え隠れするようになる。誕生日が人に祝ってもらう日であること自体を知らなかった。外伝エピソードでは幼少時にクレスタ付近でルーティと一度会っていた。初めて自分と同じ目線で向かい合おうとしたマリアンに対する愛情と(作者の外伝エピソードによる)、旅を通じて芽生えてきたスタンたちへの友情、父ヒューゴに対する複雑な想いが入り乱れており、ヒューゴへの憎悪は愛情を与えられない寂しさの裏返しとされていた。 カスカベアキラ版では主人公。原作『テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット』のようにスタンたちとの旅の中で彼の成長を絵描くストーリーとなっている。また作中で幼少時代に本来左ききであるのを王国の剣術の基本の右手に矯正するようヒューゴに言われていたが、指導していたフィンレイの配慮で左手でタガーを使い剣術のカンを保つよう配慮され、それが2刀流の元となった。 『テイルズ オブ バーサス』にも登場。騎士国家フレスヴェルグの2大騎士団長の一人であり、『テイルズ オブ デスティニー2』のカイルと共にユグドラシルバトルに出場する。失踪した同僚・スタンについて、カイルも知らない何かを知っているらしい。今作ではスタンとは原作以上に良き友人同士として描かれており、称号の中には「ツンツンツンデレ」なるものがある。 イラストや漫画などでは素手だが『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』や『テイルズ オブ バーサス』など、作品によって戦闘画面では白い手袋をしているデザインがある。 『テイルズ オブ ザ レイズ』では当初、救世軍側の戦力として登場。しかしそれは、マリアンを人質に取られていたからであり、事情を知った後は真にマリアンを助ける為に救世軍から離反、道中様々な事態に見舞われるも、「全員で生きて帰る」と約束したマリアンとスタンを信じ抜いて彼女を救出した。 他のシリーズ作品では、リオンの衣装がキャラクターのコスチュームとして登場する(『テイルズ オブ グレイセス エフ』:アスベル、『テイルズ オブ エクシリア』:ジュード、『テイルズ オブ ゼスティリア』:ミクリオ)。
※この「リオン・マグナス (Lion Magnus)」の解説は、「テイルズ オブ デスティニーの登場キャラクター」の解説の一部です。
「リオン・マグナス (Lion Magnus)」を含む「テイルズ オブ デスティニーの登場キャラクター」の記事については、「テイルズ オブ デスティニーの登場キャラクター」の概要を参照ください。
リオン・マグナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:53 UTC 版)
「テイルズ オブ エターニア」の記事における「リオン・マグナス」の解説
デスティニー発動時、ウッドロウの後に続けて登場し、魔人闇を使う。召喚時の演出の中で彼だけがカットインなどで優遇されている。また、ファラがスキット内で語る物語、もの言う剣でも登場する。
※この「リオン・マグナス」の解説は、「テイルズ オブ エターニア」の解説の一部です。
「リオン・マグナス」を含む「テイルズ オブ エターニア」の記事については、「テイルズ オブ エターニア」の概要を参照ください。
リオン・マグナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 08:31 UTC 版)
「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」の記事における「リオン・マグナス」の解説
卓越した剣技に加え、どこか影を持つ少年剣士。ソーディアン・シャルティエを持つ。
※この「リオン・マグナス」の解説は、「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」の解説の一部です。
「リオン・マグナス」を含む「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」の記事については、「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」の概要を参照ください。
リオン・マグナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 08:31 UTC 版)
「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3」の記事における「リオン・マグナス」の解説
皮肉屋な少年天才剣士。ソーディアン「シャルティエ」を持つ。冷酷な反面、優しさを見せることも。
※この「リオン・マグナス」の解説は、「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3」の解説の一部です。
「リオン・マグナス」を含む「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3」の記事については、「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3」の概要を参照ください。
- リオン・マグナスのページへのリンク