ランボー/怒りの脱出
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『ランボー/怒りの脱出』(ランボー/いかりのだっしゅつ、Rambo: First Blood Part II)は、シルヴェスター・スタローンが主演したアメリカ合衆国のアクション映画。『ランボー』(First Blood)の続編にあたる。
- ^ a b “Rambo: First Blood Part II (1985)”. Box Office Mojo. 2010年1月4日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)440頁
- ^ 1位は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、3位は同じくスタローン主演の『ロッキー4/炎の友情』。
- ^ 午後のロードショー「ランボー 怒りの脱出」 ランボー1・2・3、一挙放送!!(外部リンク)
- ^ 午後ロード「ランボー 怒りの脱出」11月の(木)はランボー!大ヒットシリーズ第2弾(外部リンク)
- ^ 午後ロード「ランボー 怒りの脱出」2日連続!!“ランボー”(外部リンク)
- ^ 午後エンタ 午後ロード「ランボー/怒りの脱出」2週連続ランボー!(外部リンク)
- ^ シリーズ第1作のタイトルが『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』だったインディ・ジョーンズ シリーズも、正式なタイトルと通称との差異に同じ現象がある。
- ^ 但し『地獄のヒーロー』の方は夢の中の出来事。
- 1 ランボー/怒りの脱出とは
- 2 ランボー/怒りの脱出の概要
- 3 スタッフ
- 4 関連項目
ランボー/怒りの脱出
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「ジョン・ランボー」の記事における「ランボー/怒りの脱出」の解説
オレゴン州の事件の後、ジョン・ランボーは軍法会議にかけられ有罪判決を受け、軍刑務所で強制労働に従事していた。『ランボー/怒りの脱出』(1985年の設定)の冒頭、サミュエル・トラウトマン大佐がここを訪れ、ベトナムのアメリカ人捕虜の救出を条件に釈放されることを彼に伝えた。ミッションを成功させれば政府が恩赦を与えることになっていた。ランボーは承諾し、一時的に米陸軍に復帰した。その後、作戦を指揮しているアメリカCIAの官僚マーシャル・マードックに会う。彼はランボーに、捕虜の写真を撮るだけでいかなる場合も交戦してはいけないと言った。ランボーはしぶしぶ同意し、ジャングルではベトナム人エージェントが道案内をすることを伝えられた。 ランボーはベトナムのジャングルにパラシュートで降下することになっていたがその際に装備の一部を失い、ナイフと弓矢しか持たずに着地した。地上でアメリカに協力する現地人女性エージョントのコー・バオと合流した。彼女はランボーを捕虜収容所まで連れて行った。ランボーはそこで捕虜が虐待を受けるのを確認し、その内の1人を連れて帰るために数人の敵兵士を殺害した。3人はボートに乗って脱出するが敵の軍用ボートに追われる。 ランボーはRPG-7で敵のボートを破壊し、本部に助けを求めた。だがマードックは捕虜の存在をアメリカ国民が知った時の反応を恐れ、救出のヘリコプターを引き揚げさせた。ランボーと捕虜は捕獲されて収容所に戻され、秘密裏にベトナムへ派遣されていたソ連軍将校が尋問に現れた。その間コーは娼婦に変装してランボーが囚われている小屋に接近していた。ランボーはソ連軍中佐ポドフスキーに拷問を受け、マードックの裏切りを知る。ポドフスキーはランボーに、アメリカ軍基地に連絡して捕まったことを告げさせようとした。体に電流を流され、さらには自分自身のナイフで顔を傷つけられたランボーは条件をのんだふりをする。そしてランボーはマードックに「殺しに行くから待ってろ」と復讐の念を伝え、その後コーの助けによって素早く脱出した。ジャングルでランボーの傷の手当てをするコーは自分をアメリカに連れて行ってくれるかランボーに聞いた。彼は承諾し2人は口づけを交わす。しかしその直後ベトナムの兵士の襲撃に遭ってコーは死亡する。怒り狂った彼は銃を乱射し全員を撃ち殺す。そしてコーの遺体をジャングルに埋めた。 ランボーの脱出後、ソビエトとベトナムの兵士たちは彼を殺すべく捜索していた。ランボーはジャングルでゲリラ戦術を駆使してソビエト・ベトナム兵を狩っていき、ベトナム兵は村に逃げ込んだ彼を追ったが、背の高い草原に誘いこまれ火攻めに遭い、多くのベトナム兵が倒れた。 兵士たちから逃れたランボーだったが、ソビエトの武装ヘリコプターに見つかって爆弾を落とされる。川に飛び込んで難を逃れた彼は高度を下げたヘリに飛び移り、屈強なソ連兵と渡り合う。ヘリの敵兵を一掃したランボーはそれを操縦して捕虜収容所まで戻り、衛兵を制圧して捕虜たちをヘリに乗せるとタイまで飛んだが、別のソビエトの攻撃ヘリコプターが現れ、ランボーのヘリは被弾して川の浅瀬に不時着させられる。ポドフスキー自らが操縦する攻撃ヘリはランボーの死を確認するために低空飛行になった。しかしランボーは死んでおらず、M72 LAWで攻撃ヘリを破壊した。 タイの基地に帰還したランボーはM60E3機関銃を手に取ってマードックの指令センターを破壊する。さらにマードックをナイフで脅し、残りのベトナムのアメリカ人捕虜を救出するように脅しつけた。その後トラウトマンはランボーを慰め、別の名誉勲章を得るためにグリーン・ベレーに戻ることを提案したが、ランボーは救出された捕虜たちのほうが名誉勲章に値すると考えていた。ベトナム帰還兵として、1人の愛国者としての思いをトラウトマンに吐露し、立ち去ろうとする。トラウトマンは今後を尋ねたがランボーにも分らなかった。ランボーは約束通り釈放され、その後もタイに住み続けた。 「 俺が望むのは、彼ら(捕虜)が望むことです。はるかベトナムにやってきて、命をかけて戦った彼らの望み。俺たちが国を愛するように、国にも俺たちを愛してほしい。それが望みです。 」
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