トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載ソニーαシリーズとは? わかりやすく解説

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トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載ソニーαシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:22 UTC 版)

α (カメラ)」の記事における「トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載ソニーαシリーズ」の解説

全く新しコンセプトに基づく新シリーズ従来クイックリターンミラー替わりに、固定式透過ミラー用いている。これにより、ミラー動作にともなう振動による画質劣化なくなりオートフォーカス追従性の向上や連写機能高速化技術的に容易となったまた、光学ファインダー替わり電子ビューファインダー搭載している。そのため、この世代からは「一眼レフカメラではなく、「一眼カメラ」と呼称変わっている。 トランスルーセントミラーは約1/3段(約20%)の光の損失があり、面での乱反射が起こることがある。 α55とα33搭載されたこの技術は、ヨーロッパで権威のある写真・映像関連の賞“TIPA” (Technical Image Press Association)のBEST IMAGING INNOVATION 2011受賞している。その他にオペレーティングシステム第3世代までのμTRONから、Linux変更されBIONZプロセッサ改良なされている。新型番にはSLTSingle Lens Translucent )が使われている。 α55 (SLT-A55V)(2010年8月25日発売) - α のメインストリーム位置づけられ、最大毎秒AF追従10コマという当時の高級機を凌ぐ高速連写機能中級機以下の価格実現しベストセラーとなった新開発の有効約1620万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー電子ビューファインダーGPS搭載メニュー刷新され、Cybershot F828ベースになった。 α332010年8月25日発売) - ソニーα55廉価版有効画素数が1420万画素に減少連写能力最大毎秒7コマ減少GPS省略という違いがある。 α560日本未発売) - ソニーα33と同じセンサー採用した従来タイプ一眼レフカメラ。 α580(日本未発売) - ソニーα55と同じセンサー採用した従来タイプ一眼レフカメラ。 α35日本未発売) - ソニーα33後継機種。有効約1620万画素に増加したが、LCD固定になったまた、最大毎秒7コマ連写中央800万画素のクロップ限定されている。全画素では最大毎秒5.5コマ。 α772011年10月14日発売) - ソニーα700後継機種とされる実際1年前に発売されたα55ブラッシュアップ機である。最大毎秒12コマ高速連写が可能。新開発の有効約2430万画素「ExmorAPS HD CMOSセンサー有機EL採用したファインダーXGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載AVCHD形式の1920x1080/60p・24pフルハイビジョン動画撮影も可能。 α652012年1月27日発売) - ソニーα77廉価版連写能力最大毎秒10コマ減少、3軸チルト液晶モニターがバリアングルチルト可動式モニター変更という違いがある。 α572012年4月27日発売) -ソニーα55後継機。有効約1610万画素。テレコン連続撮影優先AEモード時に最大毎秒13コマ高速連写が可能(全画素有効時毎秒10コマ)。動画撮影能力はα99同等。 α372012年6月15日発売) -ソニーα35後継機。有効約1610万画素。テレコン連続撮影優先AEモード時に最大毎秒約7コマ連写が可能。 α992012年10月26日発売) - ソニーα900後継機種だが、Aマウントであること・イメージセンサーサイズ以外共通点はない。最大毎秒6コマ高速連写が可能(最大連続撮影枚数はα900同様25だがSD USH-Iに対応し25超えた後の記録時間低下少ない)。新開発超高感度有効約2430万画素「Exmor35mmフルサイズ HD CMOSセンサー(α900に対して集光1.5倍、ダイナミックレンジS/N比率は2倍)、有機EL採用したファインダーXGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」、クロスセンサー11点配置した19点位相差AFセンサー加えイメージセンサー上に位相差AFセンサー埋めこんだ102点像面位相差センサー・デュアルAF搭載AVCHD形式の1920x1080/60p・24pフルハイビジョン動画撮影も可能(動画撮影中のAFデュアルAFにより追従し続ける)。アクセサリーシューハンディカムと共通のマルチインターフェースシューを採用。α57以降削除されGPS機能復活。その他、過去モデル搭載され機能カメラアプリ全て盛り込まれデュアルコアBIONZプロセッサ画像処理前処理を行うフロントエンドLSI搭載ノイズリダクション処理等の処理にかかる時間短縮している。USB端子サイバーショット時代mini B端子戻されている(それまで最新モデルmicro USB端子)。データ信号映像信号明確に分離され映像mini HDMIデータmini USB通信を行う(PC接続する事でリモートコマンダー的な操作タイムラプス撮影が行える)。HDMI信号ファームウエアアップデートにより常時同時出力が可能となっており、外部HDMIレコーダー・クリップオンモニターに対応するオーディオ入出力等は本体側面端子以外にマルチインターフェースシュー経由で行う事も可能(オートロックシュー変換アダプタ同梱によりミノルタ時代ストロボ装着可)。Aマウントシリーズ最上位モデルとして細部拘っており、防塵防滴設計全ての開閉部にヒンジ設けるなど配慮されている。地域によってGPS内蔵モデルSLT-A99V、GPS搭載モデルSLT-A99の2種類がある。 α582013年8月9日発売) -ソニーα57後継機。有効約2010万画素、ソニーα65同様の有機ELファインダー採用や、AF性能など向上したが、連続撮影が約5コマ/秒(テレコン連続撮影優先時最高約8コマ/秒)、液晶画面が2.7インチ46ドットマウントプラスチック素材化、動画撮影機能からプログレッシブ記録削除されるなど劣化した点も見られるソニーα99同様マルチインターフェースシューを採用。 α77 II2014年6月6日発売) - ソニーα77後継機世界最多となる79位相差AFセンサー搭載し画像処理には従来比で3倍の高速処理を行うBIONZ Xを採用。またAマウント機で初めNFCWi-Fi搭載している。有効約2430万画素「ExmorAPS HD CMOSセンサー有機EL採用したファインダーXGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載AVCHD形式の1920x1080/60p・24pフルハイビジョン動画撮影も可能。2014年12月アップデートで、XAVC S記録にも対応した。 α682016年4月発売 日未発売) - 2015年11月5日発表されソニーα65後継機。但し、2.7インチ46ドットチルト液晶や0.39インチ電子ファインダーなど随所形状ソニーα58名残見られる一方79位相差AFセンサー搭載した有効約2400万画素「ExmorAPS HD CMOSセンサー搭載されXAVC S記録にも対応したフルハイビジョン動画撮影も可能となっており、さらにはボディ右肩サブ液晶搭載されるなどソニーα77 II相当するスペック搭載されている。 ソニーα99(2016年11月25日発売) - 2016年9月19日フォトキナ2016(開催地ドイツ・ケルン)の開催前日、ソニー・カンファレンスにて発表。α7R同じく、4240万画素・最大ISO102400、裏面照射フルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載。AF/AE追従12コマ/秒の連写が可能。AF79点で、像面位相差399AFセンサー共同動作するハイブリッド位相差AFAFは-4EV対応。5軸手ブレ補正搭載されCIPA規格4.5分の効果がある。また、位置グリップはα77用のVG-C77AMが使用できる

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