テイラー家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 15:14 UTC 版)
「24 -TWENTY FOUR- の登場人物」の記事における「テイラー家」の解説
アリソン・テイラー(Allison Taylor) 演 - チェリー・ジョーンズ、日本語吹替 - 久保田民絵 登場:リデンプション、シーズン7 - 8 アメリカ初の女性大統領。首席補佐官のイーサン・ケニンに絶大な信頼を置いている。自由と正義のためには他国への介入も辞さないとする立場をとる理想家ではあるが、実際は自分の夫や娘が危険に晒されると感情的になり大統領という立場を忘れ妻や母親として行動したり、イーサン・ケニンが辞任した際には娘を臨時補佐官に迎える甘さ、シーズン8では大局を放棄した愚行に走ってしまったりと、目的のためには自分の理想と忘れて異なる行動を黙認する等、理想家には程遠い人物。リデンプション 大統領就任式の約2時間前、ホワイトハウスにて新旧閣僚達と引き継ぎ中で、サンガラのクーデターの件を聞く。数時間後には自分の手元に回って来るために、早速ダニエルズ大統領とトム・レノックスに口を挟んでいる。 その後、ダニエルズから自分の信念を曲げなければいけない大統領の職の意味や責任の重さについて語り合い、就任式に挑む。 シーズン7 サンガラへの介入をしようとしていたが、テロにより妨害を受ける。ビル・ブキャナン達の独自行動を知った事でビル達に協力を要請する。彼らの活躍により、航空機ニアミス、劇薬タンク暴走等、数々のテロを阻止し、CIPモジュールの破壊とデュバクの逮捕にも成功。 しかし、密かにアメリカに入国したジュマ将軍一派にホワイトハウスを占拠され、避難室に逃げ込むが、娘オリヴィアを人質に取られる。彼女を殺すと脅された事で大統領という立場を忘れ取り乱し、避難室から飛び出す。だが、これはジャックの作戦でジュマに屈服したと見せかけて声明を読みはじめる。そして、ビルの特攻とジャックの活躍により救われ、再び指揮を取った。その後、娘のオリヴィアを手元に置きたいからと入閣させアドバイスを受けるが、首席補佐官のイーサンをないがしろにしてしまう。更には生物兵器を手に入れたスタークウッドのジョナス・ホッジスの脅迫に負けて決定した爆撃を閣僚を無視して中止させる暴挙に出るが、その後ジャックの説得に応じてミサイル爆破を許可した。ホッジス逮捕で終わったかに思えたが、オリヴィアが殺し屋を雇い、テロの主犯格のホッジスの殺害を命令したことが判明したりと彼女の心が折れる出来事があったが、イーサンの助力もあり気力を取り戻した。 シーズン8 長年公約に掲げていた中東との和平交渉の為に国連にてカミスタンのハッサン大統領と和平交渉が大詰めとなっていた。しかし、カミスタン大統領ハッサンの暗殺事件に始まる一連のテロ事件が起こり事件の解決を指揮。 シリーズ中盤でローガンからロシア関与を知り、和平交渉に固執する余り彼の策謀に加担。ジャックに直々に手を引くよう命じるがジャックの怒りを更に激しく燃やしてしまう。イーサンの説得により一度は会談の中止を決意したが、ローガンの口車に乗って完全に計画に荷担する。 泥沼化の一途を辿り、イーサンの願いも虚しく計画に加担したことで彼からも見放され辞任を申し出られる。その後、散々ローガンの口車で翻弄され暴走し、自らをおとしめ、ロシア関与をダリアに気付かれた時には報復を持ち出して脅すなど、完全に人の道を踏み外した。 ローガンがスワロフ大統領との会話を録音した証拠を確保したSDカードのデータを見たところ、ジャックのキムに対する遺言を聞いたことでようやく改心。最終的に合意の調印式で今回の陰謀を暴露する形で幕引きを図り、ジャックへの罪滅ぼしをするかのように暗殺命令を取り下げ、ジャックへ全てを話して逃亡の時間を作った。 ヘンリー・テイラー(Henry Taylor) 演 - コルム・フィオール、日本語吹替 - 飛田展男 登場:リデンプション、シーズン7 アリソンの夫。シーズン7 息子・ロジャーの死に関して疑いを持ち、内々に調査を進めており、その事実を知る。その為、内通者であるゲッジ護衛官に命を狙われて麻痺薬を飲まされ自殺に見せかけて殺されかけるものの、最後の力で反撃して何とか生き延びるが、フォスラーに誘拐されてしまう。ジャックが救出に向かった際、テロリストに撃たれて重症を負ったが一命を取りとめた。 その後、オリヴィアが殺し屋を雇っていたことを知り、すでに息子を失い心に傷を負っていたため娘まで失いたくないという思いで、アリソンに隠蔽するよう懇願したが、結果的にアリソンが逮捕という決断をしたため、彼女と険悪になってしまい離婚した。 シーズン8 アリソンと離婚。また離婚する前はマスコミの前で彼女のことを批判していたとのこと。 ロジャー・テイラー(Roger Taylor) 演 - エリック・ライヴリー、日本語吹替 - 登場:リデンプション アリソンの息子。 友人からテロ関連の不正送金に関する情報を得たことを理由に、リデンプションとシーズン7の間に殺害された(ただし、表向きは「自殺」となっており、父・ヘンリー以外はそのように信じている)。 オリヴィア・テイラー(Olivia Taylor) 演 - スプレイグ・グレイデン、日本語吹替 - 新野美知 登場:シーズン7 アリソンの娘。過去にアリソンが大統領選挙戦の際に、敵側の情報をマスコミにリークする行為をした為に政権から離されている。 父ヘンリーが撃たれた為にホワイトハウスに呼び寄せられるが、襲撃事件に巻き込まれてしまい人質にされる。突入により救われ、その後臨時のアドバイザーとして政権に復帰し、イーサン・ケニンを辞任に追い込んだ後に臨時首席補佐官となる。 ホッジスへの怒りから殺し屋に彼の殺害を依頼し、途中で思いとどまるが殺害は実行される。その後自分の罪を認め、大統領である母の判断で告訴された。 シーズン8では登場せず刑務所に服役している(アリソンの発言より)。 サマンサ・ロス(Samantha Roth) 演 - カーリー・ポープ(英語版)、日本語吹替 - 武田華 登場:リデンプション、シーズン7 ロジャーの恋人。ロジャーの死に関して真相(自殺ではなく他殺)を知っており、当初はそれを隠していたが、ヘンリーに問い詰められて真相を打ち明け、その証拠が入ったデータを渡すが帰宅したところをデュバクとつながっていたシークレットサービスのブライアンに刺殺される。
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