ランジュの転入、スクールアイドル部との対立(第20章 - 22章)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:47 UTC 版)
「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」の記事における「ランジュの転入、スクールアイドル部との対立(第20章 - 22章)」の解説
短期留学から帰ってきた「あなた」を迎えたのは、理事長の娘であるランジュが「スクールアイドル部」を立ち上げ、同好会と対立しているという不穏な状況だった。部の金に飽かせた環境と、ランジュが認めた者だけがステージに立てる方針こそが最善と考えるランジュは、同好会の活動を監視委員によって見張り、少しでも練習やライブをしようとすると妨害するという手段を取っていた。ランジュの幼馴染である栞子、部の優れた環境で己を高めたい果林、ランジュを理解したい愛は部に入るが、ランジュに認められていないため、ステージには立てていない。そんな部のやり方に賛同できない残りの同好会メンバーは部を敵視。「あなた」は同好会の活動を許してもらうためランジュと話し合うが、全く聞き入れてもらえない。仕方なく同好会はそれぞれのファンクラブ会員にのみわかるように告知したゲリラライブを敢行するが、同時刻に部のライブをぶつけられ、観客はほとんどいなかった。ライブ後、部の方法を学びたいと転部を申し出るしずくの考えを「あなた」は尊重するが、事態解決の糸口はつかめずにいた。 部に入ったしずくは、部の厳しいレッスンの末、ランジュの眼鏡にかない、専属作曲家であるミアの新曲を与えられて、元同好会メンバーとしては初めて単独で部のステージに立つ。しかし、徐々に勢いを取り戻していく同好会の姿と、何か物足りなさを感じる部での活動から、同好会のスタンスこそが自分のやりたいことであるとわかり、同好会に戻ってくる。 しずくの離反と同好会の活動にランジュがやきもきする一方、ミアは、しずくが離反したときに披露した曲を超える曲が作れないと、スランプに陥り、部に来なくなる。ランジュは「自分で何とかするだろう」とミアを放置するが、果林・愛・栞子は放っておけず、ミアの捜索の手伝いを同好会に頼む。思うところはあるも同好会はそれに協力し、やがて璃奈がミアを発見する。音楽一家であるテイラー家に生まれたプレッシャー、幼い頃にステージで失敗したトラウマを吐露したミアに、璃奈は共感を示す。後日、ミアは璃奈の勧めで、スクールアイドルとして同好会のオンラインゲリラライブで歌唱。ランジュを含めた他人や世間の評価ではなく、自分のために作曲し、歌うことの楽しさを思い出した。
※この「ランジュの転入、スクールアイドル部との対立(第20章 - 22章)」の解説は、「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」の解説の一部です。
「ランジュの転入、スクールアイドル部との対立(第20章 - 22章)」を含む「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」の記事については、「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」の概要を参照ください。
- ランジュの転入、スクールアイドル部との対立のページへのリンク