スピノーザ【スピノーザ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7548号 |
登録年月日 | 1999年 11月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | スピノーザ よみ:スピノーザ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フレッター&デン ハーン ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2231BD レインスブルフ ウフストヘースタアウェッヒ 202 A | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヴィム フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は紫ピンク色で大輪のヤマユリ型の切花向きの品種である。草丈は75~99cm,茎の直径は5.0~9.9mm,上部の色は緑,中部及び下部の色は淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19mm,止葉下は20~39mmである。葉序は2/5,葉の全体の形は長卵形,ねじれは無,葉幅は30~39mm,葉長は12~15cm,光沢は無,数はやや少,着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは15~29゜,花房の形状は総状花序,全体の形はヤマユリ型である。花径は180~209mm,内花被の幅は60~79mm,長さは13~17cm,外花被の幅は40~49mm,長さは12~15cmである。花色は花弁の基部は上部が紫ピンク(JHS カラーチャート9503),下部がピンク白(同9201),地色は紫ピンク(同9503),中肋部は浅緑黄(同2703),縁部は紫ピンク(同9503),裏面は淡紫ピンク(同9502)である。内花被一枚の斑点の数は70以上,外花被一枚の斑点の数は40~49,つぼみの色は淡紫ピンク(同9501),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅤ型,外花被先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅣ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は緑,花粉の色は赤褐,第一花梗の長さは30~59mm,花梗の太さは中,色は緑,花梗への葉の着生は有,第一花梗の向きは30~59゜,一花茎の花数は少,花の香りは中,開花期はやや晩である。「ル レーブ」及び「コンアモーレ」と比較して,葉形が長卵形であること,花弁中肋部の色が浅緑黄であること,外花被の反転の程度がⅣ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1984年に出願者の温室(オランダ王国)において,育成者所有の育成系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
スピノーザ
バールーフ・デ・スピノザ
(スピノーザ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 16:53 UTC 版)
バールーフ・デ・スピノザ(Baruch De Spinoza [baːˈrux spɪˈnoːzaː]、1632年11月24日 - 1677年2月21日[1])は、オランダの哲学者である。ラテン語名ベネディクトゥス・デ・スピノザ(Benedictus De Spinoza)でも知られる。デカルト、ライプニッツと並ぶ17世紀の近世合理主義哲学者として知られ、その哲学体系は代表的な汎神論と考えられてきた。また、カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルらドイツ観念論やマルクス、そしてその後の大陸哲学系現代思想へ強大な影響を与えた。
注釈
- ^ ヨハン・デ・ウィットは優れた政治家だったが、他者への理解や同情心がなく庶民を軽蔑したため人気がなく、その不満が仏蘭戦争の時期に高まっていた[5]
- ^ エチカという題名からも読みとれるが、スピノザは倫理学を重視していた
- ^ スピノザによれば、実体とは、自らにおいて存在し、自らにおいて考えられるものを意味する。
- ^ ある実有が自己の力によって存在するということは、完全性からのみ生じえる[10]
- ^ 様態とは、その本質に存在が属していないもの、あるいは他によって存在し、他によって考えられるものを意味する
- ^ デカルト『情念論』に代表される
- ^ しかし、これは多くの(キリスト教・ユダヤ教問わず)神学者・信仰者の反発を買ってしまった。
出典
- ^ Benedict de Spinoza Dutch-Jewish philosopher Encyclopædia Britannica
- ^ 「知の教科書 スピノザ」、チャールズ・ジャレット著、石垣憲一訳、2015年、講談社選書メチエ、p16
- ^ a b c d e 「知の教科書 スピノザ」、チャールズ・ジャレット著、石垣憲一訳、2015年、講談社選書メチエ、p20
- ^ フランソワ・トレモリエール、カトリーヌ・リシ編者、樺山紘一日本語版監修『ラルース 図説 世界史人物百科』Ⅰ 古代ー中世 原書房 2004年 333ページ
- ^ 桜田美津夫著『物語 オランダの歴史 - 大航海時代から「寛容」国家の現代まで』中公新書 2017年 106ページ
- ^ 桜田美津夫著『物語 オランダの歴史 - 大航海時代から「寛容」国家の現代まで』中公新書 2017年 105-106ページ
- ^ フランソワ・トレモリエール、カトリーヌ・リシ編者、樺山紘一日本語版監修『ラルース 図説 世界史人物百科』Ⅰ 古代ー中世 原書房 2004年 334ページ
- ^ スピノザの生涯と精神. 学樹書院
- ^ 小論理学準備概念50
- ^ a b 書簡35
- ^ 1定理17系
- ^ 1定理18
- ^ 『エチカ』第2部定理13
- ^ 1定理14
- ^ 書簡64
- ^ 書簡32
- ^ 書簡2
- ^ 2定理49備考
- ^ 書簡37
- ^ 5定理30
- ^ 2定理45備考
- ^ 1定理34
- ^ エチカ結語
- ^ エチカ4定理37備考1
- ^ 神学政治論第20章
- ^ ヨハネ2:19、マタイ26:61、マルコ14:58
- ^ 書簡75
- ^ エチカ5定理42
- ^ 書簡43
- ^ 『果てしなき探求――知的自伝』岩波現代文庫, 2005年、上巻、26頁
- ^ 同書[要ページ番号]
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