グランヴェール
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レオンミシェリが所有するガレットに伝わる宝剣「魔戦斧グランヴェール」。真の姿は大きな戦斧の形状。
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グランヴェール
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「魔装機神シリーズの登場兵器」の記事における「グランヴェール」の解説
(炎系高位・「炎」 / 炎系聖位・「光」) 炎の精霊グランバと契約した魔装機神。炎の精霊の力により、高威力の武装が多数搭載されており、攻撃面に特化しているが、反面装甲が薄く防御力が脆弱である。グランバの影響で過度に活性化している機体内のカロリックを制御するため、特別設計の熱素循環機関「カロリック・リサイクラー」を搭載。また余剰エネルギーの機体駆動への転用も可能。両腕や胴、両肩の砲など、機体各部に龍をあしらったレリーフが見受けられる。ガッデスとは対照的に直線主体のデザインで、鋭角的な印象の機体。色は全体的に赤系統である。マサキが召喚された時点では操者は未定だったが、後にホワン・ヤンロンが選ばれる。 武装 パルスレーザー 両肩の砲門から発射されるレーザー兵器。『LOE』・『α外伝』では使用不可能。 プラズマソード / フレイムカッター / 劫火斬奸(ごうかざんかん) 刀身を炎で形成する接近戦用武器。『CB』のみ細身の中国風の剣のような形状である。基本的にフレイムカッターとして登場するが、『LOE』では「プラズマソード」が改造により「フレイムカッター」にランクアップ。『ROE』では最初からフレイムカッターである。『POJ』でも最初からフレイムカッターでフル改造で劫火斬奸にランクアップする。 『α外伝』では、斬撃時に「火」の文字が入る演出があるが、回避されると「避」の文字がこける演出が入る。 ファミリア / ハイファミリア / 哮天豹 魔装機神共通の武装。グランヴェールの搭載数は1基で全魔装機神中最少。反りのあるカッターのような形状で、滑空して標的を複数回切り裂く。基本的に「ハイファミリア」として登場するが、『LOE』では「ファミリア」が改造により「ハイファミリア」にランクアップ。『α外伝』では、黒豹のような形で駆けていき、続いて前述の火をまとったカッターのような形状に変化して攻撃する。 『POJ』では条件を満たせばハイファミリアをフル改造すると「哮天豹」にランクアップする。ハイファミリアを突撃させつつ、自身も手刀による攻撃を行う。 ポゼッション発動中はサイバスター同様に魔法陣を通過し、龍のような姿に変化してカロリックスマッシュのような攻撃を行う。 メギドフレイム 特定の標的に向けて波状に火柱を発生させ、射線上にいる他の相手もろともダメージを与えるMAP兵器。系統としてはサイフラッシュに近く熱素(カロリック)使用と思われる。コース設定が可能なため、味方を巻き込まないように発射できる。名称は『旧約聖書』の都市ソドムとゴモラを焼いた炎から。『LOE』では改造により敵味方の識別が可能となるが、『ROE』では武器改造の仕様変更のためか、ランクアップしなくなった。 中性子ビーム / 中性子レーザー 中性子利用の射撃武器。『EX』ではビーム兵器、『第4次/S』では非ビーム兵器として登場。『LOE』・『α外伝』では使用不可能。 カロリックスマッシュ / 電光影裏(でんこうえいり) / 電光影裏春風斬(でんこうえいりしゅんぷうざん) 両肩の龍のような形状の砲門の口を開き、カロリック粒子を発射するグランヴェールの最強武装。スーパーファミコン版『EX』では、渦巻く光球を標的に打ち出す弾数2の武器だった。DS版では放たれたカロリック粒子が龍のような姿で相手にぶつかる。 『LOE』では改造により「電光影裏」にランクアップ。この名称は、ヤンロンの故郷である中国の僧・無学祖元の唱えた経文から。DS版では青くなったカロリックスマッシュが途中で一つに合わさって相手を攻撃する。『ROE』では登場当初から「電光影裏」で、改造により「電光影裏春風斬」にランクアップ。こちらは肩の龍からのエネルギーを全身にまとい、電撃の龍に乗って空高く飛び上がり、手刀で切り下ろし・切り上げを行う。そのためか、射撃ではなく格闘武器になる。『POJ』では最初から電光影裏春風斬。 光焔万丈(こうえんばんじょう)/ (雷法)破邪光焔万丈((らいほう)はじゃこうえんばんじょう) 炎の魔力を投げつけ、敵を焼き尽くす技。ポゼッションを経験し、グランバの心を理解したヤンロンが新たに編み出した技。「光焔万丈」が改造により「破邪光焔万丈」にランクアップし、移動後使用可能になる。名称は勢いが雄大なことの喩えから。『POJ』では名称が「雷法破邪光焔万丈」に改められた。 必殺技 火風青雲剣(かふうせいうんけん) 『LOE』では「フレイムカッター」で、『α外伝』では黒い竜巻で相手の動きを止めた後に、専用の実剣で乱れ斬りにして焼き尽くす必殺技。DS版では、九字護身法の呪文によりパワーを高めたフレイムカッターで横薙ぎに敵を切り裂き、最後に頭上から渾身の一撃を叩き込むモーションとなった。プラズマカッターをランクアップしてなくても使用可能。ヤンロンが第4次大戦後に修行により習得。時系列的に未修得の『EX』・『第4次/S』・『F完結編』・『CB』では使用不可能。ちなみにα外伝では、攻撃シーン中に中国の神ナタが使用する風火輪に乗る。なお、名称の由来は中国の古典『封神演義』登場の武器から。『POJ』では宝具火風青雲剣に統一されたのか使用不可。 太極陰陽破邪法 ガッデスとの合体攻撃。カロリックスマッシュとハイドロプレッシャーという、相反する二つの力を融合した魔力を撃ちだす。相反する属性からか、合わせた魔法陣は黒く変色する。 宝貝火風青雲剣(ぱおぺえかふうせいうんけん) 上空に作り出した魔法陣を降ろした後、九字護身法の呪文を唱えながら両腕で殴りつけ、九字の最後の「行」で両腕から発した炎で吹き飛ばすと共に、鍔に龍がかたどられた専用の実剣を召還。巨大な炎の刃で大上段から一刀両断にする。『ROE』でヤンロンが新たに編み出した火風青雲剣の強化型必殺技。名称は『封神演義』の宝貝(ぱおぺえ)から。習得時、マサキがポゼッションと見紛うほどのプラーナを発した。 フレイムカッター彊(- きょう) ポゼッション発動でフレイムカッターがこれに変化する。劫火斬奸等で使う専用剣を二刀召喚し、X字状に斬り裂く。 正伝・火風青雲剣(せいでん・かふうせいうんけん) ポゼッション発動で宝具火風青雲剣がこれに変化する。左右に展開した魔法陣に挟み込まれるようにフレイムカッター彊を召喚。九字護身法の呪文を唱えながら斬り刻み、九字の最後の「行」で剣から発した炎とカロリックスマッシュで吹き飛ばし、巨大な青白い炎の刃で一刀両断にする。魔法陣展開時にグランバの姿が具現化する。 劇中の活躍 旧シリーズ - 『EX』・『第4次/S』・『LOE』・『F完結編』・『CB』に登場。『EX』ではマサキ達と合流しない場合、リューネの章の唯一の魔装機神となる。 αシリーズ - 『α外伝』に登場。カロリックスマッシュ以外の全武装が移動後使用可能で、切り込み隊長になれる。機動性も魔装機神中では高めの設定だが、他の作品と異なり飛行不可能。サイバスターの「乱舞の太刀」同様、火風青雲剣はウェンディとセニアによる改修後に使用可能になる。 OGシリーズ - 『第2次OG』に登場。序盤は『EX』と同様リューネの章で登場。中盤にシュウの呼びかけにより他の魔装機神と共に地上に上がり、そのまま封印戦争を戦い抜く。 魔装機神 - 『LOE』ではザムジードとともに最初に使えるようになる魔装機神。マサキとの絡みもあり、序盤での出番は多い。中盤の出番は少ない反面、魔装機神で唯一ルートに関係なく必殺技を習得できる。『ROE』ではエリアル王国で見つかったラスフィトートの神殿にて、ラスフィトート復活を目前にしてグランバがヤンロンと同調、テュッティのガッデスと共にポゼッションが発動して2体の力で再封印に成功する。以後もラスフィトート復活を目前にしてポゼッションが発動するが、マサキと違い自在の発動までには至らなかった。『POJ』では中盤に任意で発動が可能になる。
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