グランヴィル港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 15:07 UTC 版)
「グランヴィル (マンシュ県)」の記事における「グランヴィル港」の解説
グランヴィル港は16世紀以来の歴史を持つ。マンシュ県南部商工会議所が管理しており、その内容はレジャーとしてのボート管理、漁業、貿易、そして旅客業管理である。2005年時点で、グランヴィル港は国内第32位で、貨物197万トンを処理し、44100人の乗客を輸送した。また、恒久的に救命ボートが配置されている港で、ボートのトゥー・タン号、2隻のインフレータブルボートがある。19世紀からカキとタラ漁が中心となった。 乗客を乗せショーゼー諸島やチャネル諸島へ向かうジョリー・フランス2号、ジューヌ・フランス2号、双胴船のジューヌ・フランス号がある。 商業港としては全長125m、幅18m、5000トンから6000トンの容量の船舶に対応する能力があり、主にスクラップや砂、砂利を一時間で100トンから300トン持ち上げる2つのクレーンが装備されている。毎時750トンを運ぶベルトコンベアもある。 ノルマンディー第一の二枚貝(ハマグリ、イタヤガイなど)・甲殻類(ロブスター、カニなど)、魚(タイ、エイ、サメ、ヒラメ、タラなど)漁業の港である。水揚げされた魚類は魚市場に卸されるか地元で消費される。冷却設備があり、コンピューターによる製品管理が行われる。水揚げは年16000トンである。ショーゼー諸島では250トンのハマグリ、5000トンのムール貝、100トンのカキが生産される。 1975年以来エレル停泊区にマリーナがある。毎年350隻を受け入れ、ボートごとに平均3名が乗っている。マリーナの存在は直接787000ユーロの利益につながっており、マリーナでの活動を収入とする40社の年間売上は2500万ユーロとなっている。マリーナはまちの中心部から徒歩で数分である。
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