オウム神仙の会とは? わかりやすく解説

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オウム神仙の会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:45 UTC 版)

麻原彰晃」の記事における「オウム神仙の会」の解説

1982年昭和57年)、経営塾などをやっていた人物である西山祥雲弟子入りし「彰晃」の名をもらい、「松本彰晃」を名乗る1983年昭和58年)夏(28歳)、身体清浄なものとする阿含宗教義などが、本来の阿含経とかけ離れていると感じ脱会東京都渋谷区桜丘に、仙道ヨーガ東洋医学などを統合した(超)能力開発指導を行う学習塾鳳凰館」を開設松本このころから「麻原彰晃」と名乗り始める。と言ってそれの理由通り前述理由から自身教団する事にしたのでこれを理由に、これに伴い「アシュラ・シャカ」という意味が込められている「麻原彰晃」へ改名する1984年昭和59年2月学習塾鳳凰館」をヨガ道場オウムの会」に変更し5月28日には株式会社オウム設立石井久子によると、当時麻原中性的ヨーガ先生といったところで、宗教的な感じはせず命令するタイプでもなかった。 1985年昭和60年)、神奈川県三浦海岸修行中に「アビラケツノミコト(神軍率いる光の命)になれ」と啓示受けたという。秋に空中浮揚したと称する写真雑誌ムー』『トワイライトゾーン』に掲載された。また、「幻の超古代金属ヒヒイロカネ実在した!?」という記事を『ムー』に掲載岩手県ヒヒイロカネ探し行った際、酒井勝軍知り合いという老人から、酒井隠していたというハルマゲドン予言聞いた。それはハルマゲドン時には日本から「神仙民族」が出現し救世主となるというものであった酒井ほんとうに語っていたのかについての真偽不明)。 1986年昭和61年4月税制上の優遇に目をつけて、ヨガ道場オウムの会」を宗教団体「オウム神仙の会」と改称同年7月ヒマラヤ最終解脱称す。すでに「武力超能力使って国家転覆することも計画している。その時は、フリーメイソンと戦うことになるだろう」などと語っていたという。 当時麻原は妻の知子と3人の娘と共に千葉県船橋市住み家族全員1つ寝室共有していた。食事野菜中心で肉の代りグルテンを肉状にしたもの食べたりちゃぶ台の上ホットプレートを置き、「野菜バーベキュー」を楽しんでいた。この船橋の家には「瞑想室」があり、宗教画掛けられには仏像置かれていた。麻原は日に1度瞑想室にこもり修行をしていた。前にちゃぶ台を置き、麻原はそれを祭壇呼んでいた。「形は重要じゃない。心が重要なんだ。私にとっては」というのが麻原口癖だった。後に教団大きくなってからも、麻原はそれを祭壇として使うほど愛着持っていた。当時麻原ヨーガ教室東京都渋谷区開いていたため、家にいることが少なかった。たまに帰宅する強度弱視のためテレビにくっつくように野球中継見ていた。 このころには世田谷区道場住み込むようになりほとんど家に帰らなくなる。たまに麻原帰宅すると3人の娘たち大喜び玄関まで走って行き姉妹で父を奪い合っていた。次女は父の帰宅を「太陽ない世界に、太陽が来た」などと表現していた。しかし、妻の知子麻原が滅多に帰宅しないことなどから精神不安定となり、麻原向かってなじるようないさかいがあったが、麻原はほとんど抵抗をしなかった。三女麗華の目には、知子麻原宗教信じているようには見えなかったが、麻原著書代筆深夜まで行っていた。後の麻原著書いくつかは、知子書いたものであった麻原子供向かって刺される痒くていやだね。でも生きているんだよ」や「お釈迦様によれば私たち死後生まれ変わり、もしかしたら生まれ変わるかもしれない」などと話していたが、妻の知子当時信仰心有していなかっためか、を平気で殺していた。また、麻原その頃家族とともに発展途上国中心によく旅行をしたが、子たちに「世界には食べ物食べられない子も、屋根のあるところに住めない子もいるんだ。食べ物粗末にするのはやめようね」などと諭したりしていた。

※この「オウム神仙の会」の解説は、「麻原彰晃」の解説の一部です。
「オウム神仙の会」を含む「麻原彰晃」の記事については、「麻原彰晃」の概要を参照ください。

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