オウム真理教関連
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2010年出版の『A3』(集英社インターナショナル)で第33回講談社ノンフィクション賞受賞。この賞に対し、日本脱カルト協会代表理事の西田公昭・立正大学教授や教団の問題に取り組んできた滝本太郎弁護士、ライターの青沼陽一郎らは、「松本死刑囚からの指示を認定した確定判決にほとんど触れず、ノンフィクションとは言えない」と批判し、2011年9月1日付で講談社に抗議書を郵送し、9月2日に記者会見を行った。滝本太郎は2012年にブログにて、オウム真理教教団の暗部はみせずにつまりは支援する映画「A」につき、教団から「映画A推進委員会」というダミー団体まで作ってもらっていた森達也の罪と、全く別の捏造報道を批判したためにオウム真理教関連ですら自身を出禁にしているNHKが坂本弁護士事件発覚後も森達也を今までどおり出演させてることを批判している。 前述の抗議書に対して森は『創』で反論し公開論争を呼び掛け『創』が滝本太郎に提案したが、経過について行き違いがあり、滝本は討論する意義はないとして応じず、森も黙殺するといって議論にならなかった。 2018年6月4日に立ち上げ記者会見を行った「オウム事件真相究明の会」では、呼びかけ人として名前を連ねた。オウム真理教については、教祖の麻原彰晃(2018年7月6日死刑執行)に対する確定判決で、「被告人は、東京に大量のサリンを散布して首都を壊滅しその後にオウム国家を建設して自ら日本を支配することなどを企て、ヘリコプターの購入及び出家信者によるヘリコプターの操縦免許の取得を図るとともに、大量のサリンを生成するサリンプラントの建設を教団幹部らに指示したものというべきである」という事実認定がされているが、同じく呼びかけ人の雨宮処凛によれば、森はこの記者会見で、「こだわる理由ふたつです。ひとつは動機がわからない」、「動機がわかんないんですよ。動機が語れるのは麻原だけです。でも彼は一審途中から完全に精神的に崩壊したと僕は思ってます。本来精神鑑定やるべきでした。でも誰もそれを言い出せなかった」と述べた。森達也はその後も、「事件を解明するうえで動機は根幹だ。多くの人は地下鉄サリン事件をテロと言い添えるが、テロは政治的目的が条件だ。暴力的行為だけではテロではない。動機がわからないのならテロとは断言できない」と書いている。
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アストラル音楽 - オウム真理教が制作した音楽の一種。 アストラル・クリニック - オウム真理教附属医院の当初の名称。 アストラルドリンク - オウム真理教がうまかろう安かろう亭で提供していた飲料。
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