マスコミ関連
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1995年3月20日の地下鉄サリン事件以降、「オウム特番」等連日連夜繰り広げられた報道は社会現象となり、マスコミは「オウム特需」に沸き、1998年の和歌山毒物カレー事件と合わせて報道のワイドショー化やメディアスクラムが一層進んだと指摘される。さらにオウム側も上祐史浩、村井秀夫、青山吉伸ら上層部の人物をテレビに出演させるプロパガンダ戦略をおこない便乗した。特に1995年5月16日の麻原逮捕までは毎晩どこかの局で2時間程度(日によって異なるが場合によっては3~4時間の場合も)のオウム真理教に関する報道特別番組が組まれていた。その影響で1995年4月~6月クールの連続ドラマの視聴率が低下した(21時から特番を組んだ事もあり、その影響で休止になったり繰り下げとなることも多かったためである)。また、オウム報道が集中していた1995年3月から5月にかけて、世界ではオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件(4月19日)、31年ぶり2人目の日本人メジャーリーガー野茂英雄のメジャーリーグデビュー(5月2日)、台湾出身の歌手テレサ・テン死去(5月8日)などのニュースがあったが、日本における報道の扱いは小さかった。 「オウム真理教を扱った番組は簡単に視聴率が取れる」として、『オウムの法則』(オームの法則と掛けたパロディとも思われる)なる用語まで登場した。実際、1995年の年間視聴率(ビデオリサーチ調べ)の上位50本の中に、オウム真理教関連の番組は関東地区で16本、関西地区では10本登場している。ちなみに、この年発生した阪神・淡路大震災関連の番組は関東地区で2本、関西地区でも7本だった。20年経過した2015年にも特番が製作されており、コンテンツとしてでの人気は根強い。 TBS『ブロードキャスター』のコーナー「お父さんのためのワイドショー講座」によると、1995年の1年間にワイドショーがオウム真理教関連の話題を報じた時間数は延べ1272時間19分5秒。2位の阪神・淡路大震災の126時間8分53秒に約10倍の差をつけての首位だった。 1995年に週刊新潮が発表した「今年を代表する男」の読者アンケートで、麻原彰晃が野茂英雄に次いで2位を獲得。また上位10人には麻原以外にも坂本堤・村井秀夫・上祐史浩とオウム事件の関係者が4人ランクインした。
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マスコミ関連
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根来史彰 東邦新聞東京本社社会部・遊軍長。司法記者が長く、スクープ合戦よりも調査報道を得意とする。暴力団・総会屋・代議士などで構成されている地下金融グループを長年追及してきた。レディ・ジョーカー事件に便乗し、日之出麦酒への不当な利益供与を画策している地下金融グループの核心に迫るが、行方不明になる。 久保晴久 東邦新聞東京本社社会部・警視庁クラブ記者(捜査第一課担当)。典型的な事件記者で、スクープ合戦を得意とする。 菅野哲夫 東邦新聞東京本社社会部・警視庁クラブキャップ。公安警察の情報に通じている。 佐野純一 毎日スポーツ契約記者。根来と協力して地下金融グループを追及するが、行方不明になる。 菊池武史 投資顧問会社G・S・C代表。東邦新聞大阪本社社会部記者OB。東邦新聞を退社後、投資顧問会社の代表に就任する。実際には地下金融グループの一員として、根来史彰を脅迫するなど、ダーティーワークをやらされている。 岡部智彦 大手証券会社の証券マン。根来史彰のネタ元。地下金融グループと近い。
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