エレンシア王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 07:10 UTC 版)
「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」の記事における「エレンシア王国」の解説
ファイゼル=リッター 声 - 川中子雅人 本作の主人公。エレンシア出身の傭兵。エレンシア王国の執政官の息子で8年前の第1次エレンシア-イルミナ戦役において船で亡命するものの嵐に遭い船は沈没、救命船で遭難していた所を傭兵団「フェンリル」の頭領ガイルに拾われ育てられた。ガイルを師(義父)と仰ぎ傭兵として腕と知恵を磨き、若くしてフェンリルの副隊長を務めるほどの人物に成長する。隊長ガイルの死の際、本人も後継者候補となったが後継者候補の一人にナガレを侮辱された事を端とした騒動を起こしてしまい、その責任を取って傭兵団を抜ける。彼が持っている剣は、最強の隊長ガイルの形見である。エレンシア解放軍に参加後はラピスの指揮下に着くが最初から対等以上。戦いを重ねていくうちに立場を入れ替えても誰にも文句を言われなかった。スペッサルト排除後は不本意ながらもエレンシア解放軍の最高司令官に就任。SLGパートでは傭兵(剣)。 リー=ミンファ 声 - カンザキカナリ 各地を旅する大道芸人。青いチャイナ服を着用している。エレンシア旧王都で性質の悪い警備兵に絡まれていた所をファイゼルに助けられたが、そのままファイゼルと共に反乱軍のスパイとされ投獄されてしまう。その後エレンシア解放軍をおびき出すための罠として処刑されそうになり、ファイゼルとともに脱出しようとした際に救出に来たエレンシア解放軍と出会い、そのままなし崩し的に「エレンシア解放軍」に参加し、ファイゼルと共にラピスの指揮下に入る。ファイゼルが上下関係を入れ替えたため対等となる。いつも明るく元気なムードメーカーであまり物事を深く考えないタイプ。傭兵のことも無知でファイゼルに教わっていた。大食間で他人の3倍以上食べる。また料理にもうるさくルート次第ではファイゼルの料理の師となる。SLGパートでは傭兵(メイス)。 ラピス=フォルトゥーナ 声 - 海原エレナ エレンシア解放軍将校の一人で、ファイゼル、ケニッヒスの幼馴染。父は、旧エレンシアの宮廷武官で弓兵隊を率いていた、亡命した際ファイゼルとは別の船だったため嵐の際にはぐれ、ケニッヒスと共に大陸の山岳地方に避難した。成長しケニッヒスがレジスタンス活動を開始した際、共に活動に参加する。弓矢の扱いにも秀でており、ファイゼルが加わった後は、彼と行動を共にする事になる。どちらかと言うと情で動くタイプ。おしとやかな外見だが、少々嫉妬深い。10年前はかなり木登りを平気でし、ファイゼルを泣かしたりケニッヒスを馬にするお転婆娘だった。極度の甘党で、その甘さはファイゼルを閉口させるほど。SLGパートでは弓兵を率いる。 テルル=クーリエ 声 - 岩泉まい エレンシア解放軍将校の一人。無口であまり感情も表に出さないタイプで醒めた口調で、突き放したような喋り方をする。デボスズメのミグカリバーと会話することが出来る。第一次戦役のイルミナのエレンシア王都侵攻の際に、侵攻軍兵士に目の前で母親が陵辱され惨殺された衝撃で、心を閉ざすと共に体の成長が止まってしまったため、外見は12歳程度だが、実際には成人年齢に達している。デボスズメのミグカリバーと出会うことで心は周りと会話できるまで回復するものの体の成長はいまだに止まったままである。SLGパートでは敵味方通して唯一となる飛行兵を率いる。 ミグカリバー テルルと話すことの出来るデボスズメ。額に十字の傷があるのが特徴で、テルル率いる飛行部隊のデボスズメたちの通訳となっている。人間並みの知能がありしゃべることは出来ないが人間の話す言葉は理解できるようである。また、感情も非常に豊か。なおトキノ戦華でも最高難易度の訓練MAPでゲスト参戦している。 チャイ=カ 声 - 紫苑みやび 一生懸命だが、ドジな巨乳でメガネのメイド。元スペッサルト付きのメイドだったが、スペッサルトの酷い仕打ちにファイゼルが耐えかね、ある戦闘の「報酬」としてチャイカを譲り受ける。SLGパートでは衛生兵。語感がいいため「チャイカ」とそのまま仲間に呼ばせている。 ケニッヒス=アイン 声 - 煉ヒロ エレンシア解放軍将校の一人で筆頭将軍、ファイゼル、ラピスの幼馴染。旧エレンシア王国文官の息子。解放軍に身を投じ、実戦部隊のリーダーとして活躍している。スペッサルトが合流してからは我侭で器量の狭いスペッサルトのなだめ役として苦労している。幼い頃に教わったエスメル王子の思想(ファイゼル曰くエスメル王子の亡霊に取り付かれていると言われる程)に深く妄信的に影響を受けており、彼の理想を実現することを目標としている。机上で立てた綿密な作戦を元に動く理論家。 スペッサルト=ダ=エレンシア 声 - 広野大地 エレンシア王国第二王子でエレンシア王族唯一の生き残り。イルミナの侵攻があった当時、地方にいたため難を逃れた。王都開放の際にエレンシア解放軍の指導者として8年ぶりにその姿を現す。器量が狭く、我侭で王族=尊いもの、市民=卑しいものと身分に対する差別意識も強く持っているためか、王である自分に他人が従うことを当たり前のように思っている。戦力を見誤ったり、嫉妬で兵を動かしてしまうなど短絡的な部分があるが、利己的な政治的なことに関しては知恵が回るため、悪い意味で全くの愚かではない。8年前のエレンシア第一王子エスメルが反抗の際には自らが唯一の後継者(王)となるために、イルミナのエッフェンバイトとの間でエスメルの本拠地を売る代わりにエレンシア復活までその戦力を見逃してもらう政治取引をした。 ミーティア=エスティナ 声 - 富樫ケイ エレンシア解放軍のメンバーの一人でスペッサルトの秘書官。エレンシア王家の血を絶やさないために努めている。8年前の戦乱でエスメルを失うまではエレンシア第一王子エスメルの恋人だった。エスメルに操を立てており、スペッサルトに愛人になるよう言い寄られるがそのたびに断っている。スペッサルトの暴挙の際には殿を務めるなど武芸の心得もある。 マリー=ヤン(PS2版追加キャラクター) 声 - 金田朋子 ミンファと同じく各地を旅する大道芸人で、赤いチャイナ服を着用。ミンファとは兄弟弟子の関係。大道芸人としての腕はあまり良くない。オスロでイルミナ兵に捕われていた所をファイゼルに助けられ、ミンファを慕ってそのまま強引に同行することとなる。ミンファと行動をともにしているファイゼルを毛嫌いし、幼児体型であることをコンプレックスに思っている。ミンファと同じ傭兵で、大道芸で用いるナイフを武器としそれを投げる形で中距離から攻撃する。
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