イルミナ帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 07:10 UTC 版)
「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」の記事における「イルミナ帝国」の解説
セリカ=ローズ=イルミネス 声 - 神崎ちひろ イルミナ帝国の第14代女帝。父母が死去したため幼くして女帝となった。年齢はまだ10歳ではあるが、聡明にして威厳に溢れ、立派に女帝を務めている。まだ幼い為、政治は天公将軍エッフェンバイトが摂政となり行っているが大臣に異議を申し立てる際など、すでに威厳と才を発揮している。一人称が「わらわ」でやや時代がかった言葉遣いをするが、素直で一生懸命な可愛い女の子で、時折子供らしく養育係のクリームヒルトに甘える素振りも見せたり、エッフェンバイトの公私に渡る重圧にウンザリするなどする。が、その性格のため清濁交える政治の場面では人を信じすぎる、夢を見過ぎるとたしなめられる場面も。 クリームヒルト=クライアント 声 - 宇佐美桃香 イルミナ帝国の人公将軍でローゼンベルグ領主。強力な魔法を使い、ファイゼル率いるエレンシア解放軍部隊に立ちはだかるが、エッフェンバイトの謀反をきっかけに、暗殺されかけた女王セリカを連れてエレンシア側に亡命、解放軍の客将となる。セリカの養育係も勤め、セリカに母親・姉のように慕われている。普段は柔らかく落ち着いた物腰だが締めるところは締めるメリハリのある性格をしている。過去に相思相愛の恋人がいたが、恋愛に惚けるあまりセリカの教育が疎かになりかけるなど複数を同時にこなせない不器用な一面もある。結局、恋人と主君の板ばさみにあい恋人とは破局している。 ナガレ=カシマ 声 - 青山ゆかり クリームヒルトの副官。和装の出で立ちで日本刀を愛用するフェンリル出身の傭兵。ファイゼルとは旧知の仲で、一度は敵として刃を交えることになるが、エッフェンバイトの謀反によりナガレの手引きでクリームヒルトとともにエレンシアに降った。フェンリル時代にはファイゼルと息の合ったペアを組み戦果を挙げていたおり、ガイルからは兄妹のようだと言わしめた。ガイル死去後、紆余曲折を経て先代より「フェンリル」を引き継ぐものの崩壊させてしまう。ファイゼルがフェンリルを脱退したいきさつについては知らない。「ござる」などの士言葉を使う女剣士。SLGパートでは傭兵(剣)を率いる。 エッフェンバイト=シュトラウス 声 - 機知通 イルミナ帝国の天公将軍。生粋の武人でありイルミナ軍の全てを掌握する。立場としては女帝セリカの臣下だが、摂政としてイルミナ帝国の実質的な頂点に立っている。軍事色こそ強いものの、比較的善政を敷いているが、世襲制の大臣たちとは反目しあっている。社会主義の一種と思われる国民の結果の平等を理想と信じている。その理想実現のために先代皇帝夫妻を暗殺し、セリカを皇位に就けて後見人としてイルミナの政権を握り、自ら先頭を切ってエレンシア王国へ攻め込み併合し、エスメル王子の反乱も鎮めた。その後、セリカが自らの示す道と違う道を進み始め女帝としての聡明さを表すようになり、自らの目指す理想社会の障壁として暗殺・謀反を起こし排除しようとした。 アルマンディーン=フォルムス 声 - 五反田正人 イルミナ帝国の地公将軍。若輩ながら三公将の地位を賜っており年齢に対してかなり有能であると思われるが、オスロ攻略戦ではファイゼルの飛行兵を用いた奇策に敗れ謹慎と2階級の降等処分(千騎長に格下げ)を受ける。血気盛んだが、部下思いで信望も厚い。クリームヒルトとは旧知の仲で、フェンリルに剣を習うため出向いたときの依頼主の領主の娘であった。またその際、ファイゼルとも出会っている。クリームヒルトを姉のように慕っており、憧れと淡い恋心を抱いている。バイカル攻略戦で破れ、撤退するクリームヒルトを庇い、殿として戦死した。 レヴィアン=フォルムス 声 - 立花舞 リニューアル版のみに登場するキャラクターで、地公将軍アルマンディーンの妹。階級は兄の一つ下。幼い頃兄がフェンリルに剣を習いに行った際に同行しファイゼルとも出会っている。そのとき、盗賊に襲われた所を兄に救われたと思っていたため(実際に救ったのはファイゼル)、重度のブラコンでアルマンディーンに恋しているが、妹という立場からその気持ちを公にはしていない。兄に少しでも近づき役に立ちたいが為、剣を独学で学ぶなど必死で頑張っており、女の身でありながらエッフェンバイトの直属で部隊を指揮する。SLGパートでは遊撃兵。 黒騎士 声 - セラート国立 エッフェンバイト配下の精鋭部隊を率いる騎士。常に漆黒の鎧と兜を身にまとい、素顔を隠しており、非常に冷徹。レヴィアン曰く笑ったところを一度も見たことがない。その正体はエレンシア第一王子エスメルである。国民自らが政治の主役になるべきと考えていたが、10年前の反抗で謀略により窮地に陥った際、自らの部下に売られそうになった事にショックを受け、人は力で支配するしかないと信じるようになった。その後エッフェンバイトに助けられ、昔語った理想を追うエレンシアを打破すべくイルミナに協力する。 ベンジャミン 声 - 古満怒 エレンシア旧王都執政官。出世欲が強く自信過剰でよほどの大馬鹿。彼が最善の道として考え行動を起こすも実際には中途半端で最悪の行動しかとらないため、結果的にエレンシア解放軍の序盤の手助けをしてしまう。その後、オスロ陥落以降も自らの財産などを用いてたびたび主人公達に挑んでくる。メンアットワーク!2で出てくるときのベンジャミン、パシリはこの後の物語だと思われる。 パシリ 声 - 内野一 ベンジャミンの部下。ベンジャミンの無理難題に苦労している。ベンジャミンに「だから、貴様はいつまでたっても出世できないのだ。」とよく罵られている。 シノブ=クズハ(PS2版追加キャラクター) 声 - 松来未祐 遠くの国からやってきたシノビの少女。寡黙だが、スタイルはよく、また美人。イルミナの刺客として女帝セリカの命を狙ったが、ファイゼルの説得によりエレンシア側に寝返った。隠密行動と暗殺を得意とする傭兵。
※この「イルミナ帝国」の解説は、「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」の解説の一部です。
「イルミナ帝国」を含む「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」の記事については、「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」の概要を参照ください。
- イルミナ帝国のページへのリンク