イルミネーションスポット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:59 UTC 版)
「光の花の庭」の記事における「イルミネーションスポット」の解説
イルミネーションは9.4ヘクタールある園内全域で行われ、順路の設定がないので、来園者は自由に観覧して回ることができる。毎年訪れるリピーターが多いため、園では毎年新たな目玉となる装飾を登場させている。イルミネーションは、普段は植物の世話を担当する職員が企画し、従業員総出で飾り付ける。担当者は、歌番組のスタジオセットや街中での光の使い方を観察し、色の組み合わせや配置間隔を考え、イルミネーションに生かしている。 イルミネーションに使用する電球(発光ダイオードを含む)の数は、回を追うごとに増加している。2002年は4万球(朝日新聞)または6万球(下野新聞)であったが、2004年に30万球、2005年に50万球、2009年に100万球、2010年に150万球、2013年に210万球、2015年に300万球、2017年に400万球、2018年に450万球、2021年には500万球に増えた。イルミネーションの評判が上がるにつれて、従業員が「もっと増やそう」と趣向を凝らした結果、数が増えていった。このため、イルミネーションの準備時期も早まり、2009年時点では夏の終わりごろから始めていたが、2017年には園のシンボルである大フジの見頃が過ぎた直後の6月上旬から開始した。 園内各所にイルミネーションスポットを設置し、それぞれのスポットにテーマを設けている。例えば、スノーワールド、日本の四季「こころの故郷」、みんなの地球、光のピラミッド、イルミネーションタワー、レインボーマジックなどがある。フジの木には、それぞれの木が咲かせる花の色をイメージしたイルミネーションを点灯させ、特に園のシンボルである「奇蹟の大藤」が多くの来園者を魅了する。フジのイルミネーションは毎年の定番であるが、より本物のフジの花に近付けられるように、色合いを調節したり、発光ダイオードを花びら形にしたりと、微調整を施している。薄暮の時間帯は、フジの枝がシルエットとして視認でき、発光ダイオードの光の房がフジの花のように枝から垂れ下がっているように見える。 イルミネーションタワー レインボーマジック 光のふじのはな物語 日本の四季「こころの故郷」にある花占い
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