エレン/セシリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:28 UTC 版)
「FolksSoul -失われた伝承-」の記事における「エレン/セシリア」の解説
主人公。幼少の頃に両親を亡くして孤児院で育った女性で22歳。現在は大学に通っているが内向的な性格で、服装も黒いものを好むため、他の学生からは“黒い女”などとからかわれている。死亡したはずの母親から“会いたい”という手紙が届き、レムリック村へ向かう。その後、スケアクロウに導かれ異界を移動できる力を持った霊衣を纏って“伝達者”となり、自身の過去を探るため妖精王の協力者となり異界真央を目指す。作中後半、実は本名がセシリアと言い、かつてレムリック村に住んでいた過去が明かされた。仲の良かった少年エルヴェの回復を願い、ハリエッタから教わった妖精の伝説に望みを託して列石の奥の部屋「聖地」の謎の声に従って血を捧げるも失血死寸前に陥ってしまう。その後、エルヴェの死と引き換えによる輸血で助かるもハリエッタと灯台守ライアンの失言によってエルヴェの両親から憎まれることになり、母親によって聖地に隠される。聖地で「皆が命を大切にすればいいのに」と願ったことからスケアクロウが生まれ、後に村の外に逃がされたことで名を変えて一人で生きていくことになった。霊衣を纏えるのは異界を旅する一族であるリヴァネの血を引くため。
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