エイリス帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/01 00:09 UTC 版)
ガメリカに匹敵する超大国の一つ。かつては銀河の過半を制した勢力だが、近年では最盛期と比べて国力がやや衰えている。しかし、それでも支配する領域の数は銀河系随一であり、オセアニア星海域、アフリカ星海域の大部分を支配している。皇室を中心としたエイリスの指導者はノーブル・オブリゲーションを維持した誇り高い統治者達であるが、エイリス帝国の貴族議会や各植民地の総督達はどうしようもなく腐りきっており、現地の住民達から白眼視されている。 世界中の大国が開戦を目論んでいるため、それを鎮圧する世界管理プランを採択している。 また、貴族は自身らの不正を突き止めようとする王家を疎んでおり、日本との戦争に乗じて女王らを追放せんと企んでいる。先代女王エリザがスエズへと視察に出向いた際はスエズ提督が自星域の防衛戦力を意図的に薄くし刺殺の情報を日本に流すこことで、彼女を攻撃させて亡き者にしようとしている。ここで誘いに乗ってスエズを責めて彼女を撃墜・捕縛するか否かで後の展開が変化する。 捕縛しなかった場合、セーラと東郷の乗った双方の旗艦がワープ事故によって「向こう側」に飛ばされてしまうイベントが発生するようになる。この過程でセーラと東郷は和解するが、祖国に戻るや行方不明のスキを突かれて、結託した貴族によってエリザとセーラは追放されてしまう。そこで、腐敗の根絶のためにセーラたちは東郷とともに行動するようになる。捕縛した場合、最初は静かに拒絶していたものの首都にまで踏み込んだ東郷に対して、セーラの説得を提案する。結局説得には失敗するものの、捕縛には成功するのだった。なお、この2つのイベントは特定星域まで制圧したらある程度ターンを進める必要があり、すぐに進軍してしまうとセーラとの和解ができずに死亡してしまう。 実は、元々エイリスは世界で最初にワープゲートを運用した国家であり、その所以でローマから世界中のワープゲートに繋がるコードを把握している。しかし、これは女王しか知らされない最上位機密となっている。というのも、このコードを使えば世界中に一気にワープすることが可能となるが、逆に世界中から喉元であるローマにワープしてこられる危険性を孕んでいるためである。そのため、日本にローマ直近まで攻め入られるまで秘匿されていたが、エリザを捕縛しなかった場合には国家存亡の危機に際して解禁。世界中の日本領に突如出現しては撤退する、という電撃戦法を使うようになる。 首都はロンドン星域。 セーラ・ブリテン 声 - 澄白キヨカ エイリス帝国第38代女王。ただし、前述の秘密コードを継承されていない辺り、まだ完全に女王としての立場を得ているわけではない様子。やや潔癖な性格で、妹のマリーが気軽にボーイフレンドとキスをすることを知った際は驚いていた。 ワープ事故を起こしたか否かでイベントの進み方が異なるキャラ。起こした場合は指揮値が上がるイベントまでに必要なイベント数が減少するが、起こさなかった場合にしか見られないHシーンが存在する。 補正がやや寂しいものの、固有艦が強力なバリア(レーザー低減)を有する戦艦であるため、単純に使いやすい。指揮値も高く、正規空母なら最大2隻配備できる。 マリー・ブリテン 声 - 桜川未央 セーラの妹。ボーイッシュな性格で巨乳。平気でボーイフレンドとキスするなどやや軽い性格だが、恋人としてのキスは未経験。最初のイベント数個はエイリスが滅んでいると発生しないため、注意が必要。 固有艦枠以外に補正がなく、指揮値は高めだがその他大勢のネームドと差があまりない。さらに、エイリス相手では攻撃力が90%ダウンしてしまう。ただし、航空のダメージを低減させるスキルを常備している。また、セーラがイベントで死亡してしまうと離脱してしまう。 エリザ・ブリテン 声 - 歌織 ブリテン姉妹の母。エイリス帝国が日本の一部になった後、暇つぶしに日本軍提督を務めることにした。気さくな性格をしており、モントゴメリーなどに気軽に声をかけたりする。 端的に言うと、全性能強化がない代わりに固定艦を持たないセーラ。そのため、編成自由度が高い。 ジョン・ロレンス 声 - 小次狼 エイリス帝国の騎士提督。かなりの堅物で女王に忠誠を誓っているため恋愛感情を持っていない。恋愛に興味がないと言い切って田中に共感を抱かれるが、実は昔色々ヤンチャをしたが故らしくそもそも未経験の田中とは次元が異なる。 有能そうな風貌でありながら騎士提督の中で一番指揮値が低い(それでも高めだが)。ただし、敵HPを100で割った%だけ攻撃力が上昇するスキルを持ち、攻撃性能が高い。 ヴィクトリー・ネルソン 声 - どぶ六郎 エイリス帝国の騎士提督である正義漢。日本に奪われたエイリスの植民地奪還を任務として、度々進行してくる。とりわけ植民地扱いというものにいい感情を持っておらず、王家の思惑とは関係なく日本化ルートであるか否かだけが加入を判定する要素。日本化ルートを選択していなかった場合、所詮日本もエイリスと変わらないとして、脱走してしまう。 補正値のゲインと自由な指揮値が低めで、さらに固定艦にスキルがないとやや扱いづらい所があるが、全攻撃力補正が2つある上にスキルによって自身のダメージが常時+10%となるため、うまく運用できれば強力。 クルード・モントゴメリー 声 - こんつ 逞しい髭を持った壮年の提督。エリザとは古い付き合いで、慕っている様子である。エリザの護衛を使命としており、捕縛されたエリザを取り戻そうと攻撃を仕掛けてくる。自身も捕縛された後、エリザの呼びかけで日本に協力するようにもなる。エリザを捕縛しなかった場合は、パルプナの力を借りて大怪獣「エアザウナ」を操って攻撃を仕掛けてくる。これを撃退すると、両名とも死亡する。エアザウナを事前に撃破していた場合、そのままフェードアウトしてしまう。 固定艦持ちだが2番艦が全攻撃力最大+40%となかなか強力。また、妨害のスキルを持つ。ただし、指揮値が女王二人に比べると低めで上昇量も少ないのが難点。
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