すじ〔すぢ〕【筋/▽条】
読み方:すじ
[名]
2 筋肉を骨に付着させている組織。腱(けん)。「足の—を切る」
3 皮膚の表面に浮き上がってみえる血管。「—の浮き出た手」「額に—を立てて怒る」
5 細長く、ひと続きになっているもの。線。「まっすぐに—を引く」
9 素質。たち。「芸の—がいい」
11 小説や演劇などの、大体の内容。梗概(こうがい)。「芝居の—」
12 そのことに関係のある方面。「確かな—からの情報」「消息—」
13 依頼したい事柄。おもむき。「お願いの—があって参上いたしました」
「めでたきにても、ただ人の—は、何の珍しさにか思ひ給へかけむ」〈源・少女〉
1 細長いものを数えるのに用いる。「帯をひと—」「ふた—の道」
2 江戸時代、銭(ぜに)100文を数えるのに用いる。「銭さし一—」
[下接語] 青筋・粗(あら)筋・家筋・粋(いき)筋・糸筋・大筋・大手筋・思惑筋・海道筋・街道筋・川筋・癇癪(かんしゃく)筋・官辺筋・客筋・金筋・銀筋・首筋・玄人(くろうと)筋・毛筋・権威筋・主(しゅう)筋・消息筋・素人(しろうと)筋・親類筋・政府筋・背筋・疝気(せんき)筋・千(せん)筋・其(そ)の筋・太刀筋・球筋・千(ち)筋・血筋・強気筋・手筋・手の筋・鼻筋・腹筋・一(ひと)筋・二(ふた)筋・本筋・升掛け筋・町筋・万筋・澪(みお)筋・三(み)筋・水筋・道筋・目先筋・矢筋・横筋・弱気筋
筋(すじ)
取引所の会員や取引参加者をその態様によって分類したもののことで、「当業筋」「専業筋」とか、「実需筋」「問屋筋」「商社筋」「地場筋」「仕手筋」「大衆筋」などといっています。また、大きな売買を行って他人の注文を集める者や、その人を中心として同調的な売買をする者たちの集団などにつき、出身地などの地名を冠して「○○筋」などと呼ぶこともあります。筋
理
理 |
理
筋
筋 |
綫
線
缐
缐 |
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脈
脉
觔
「すじ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は背すじを伸ばして座っていた
- 一すじの飛行機雲
- 一すじのペンキ
- あらすじを説明する
- その計画に大すじで賛成していただけませんか。
- 背すじをぞっとさせる.
- ひとすじの陽光.
- その光景を見て背すじがぞっとした.
- 彼の黒髪にはいくすじかの銀髪が交じっていた.
- 痛みが背すじを走った.
- ひとすじの煙[ひと切れの雲].
- その新しいドレス, いかすじゃないか.
- 何かひんやりとしてねっとりしたものが首すじに落ちてきた.
- 今度は何をするかと思えば相場に手を出すじゃないか
- 鮮やかな赤と黒と黄色か白の縞すじの有る新世界産の毒ヘビ類各種
- うすのろで黒と黄色の縞すじのあるアマガサヘビ
- (蛇について)背に十字のすじのある
- 白いすじをがあるさま
- 平行した斜めのすじまたは畝をもつ布
- 物語のあらすじの一部または要素
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