史料とは? わかりやすく解説

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し‐りょう〔‐レウ〕【史料】

読み方:しりょう

歴史研究材料となる文献遺物などの総称


史料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 01:40 UTC 版)

史料(しりょう、: Quellen: Source, historical materials)は、過去に存在した事象を把握し筋道を立てるのに役立つ材料を指す[1]文字で書き記された文献や、考古学上の遺構遺物遺跡、イメージ史料となる絵画写真オーラル・ヒストリー伝承などを含む。歴史家が歴史を研究・記述する際に用いるあらゆるものが史料である[注 1]


注釈

  1. ^ 紙の代わりに古くは木簡竹簡粘土板石板などにも書かれたが、これらは伝世品であれば「文献」と言い、出土品なら遺物と言いわけるのが一般的である。
  2. ^ 閣僚の指示メモ等も含む。

出典

  1. ^ a b c 歴史史料とは何か|史料にみる日本の近代”. 国立国会図書館. 2019年2月2日閲覧。
  2. ^ a b 東京大学教養学部歴史学部会, ed (2006). 史料学入門. 岩波書店. p. 8 
  3. ^ 土屋直之「図書館司書のための歴史史料探索ガイド」『北の文庫』52号、2010年。p.2。
  4. ^ 日本史史料研究会”. 日本史史料研究会. 2023年5月13日閲覧。


「史料」の続きの解説一覧

史料(『米子自治史』より)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 10:15 UTC 版)

住田善平」の記事における「史料(『米子自治史』より)」の解説

自治功勞者 - 住田 善平 明治十四聯合町會議員當選以來郡會議員町會議員學務委員、名譽助役町長等の公職在ること二十有六年熱誠克く町治に盡瘁し學校醫始め火葬公設溜場の設置、町徽章並に避病院藥價規程制定治績見るべきものあり、明治三十九年歿して大正十一五月旌表規程により功勞章銀盃壹個を賵り其の功勞表彰せられ更らに自治制實施五十周年を迎へ特別功勞者として其の肖像寫眞市役所内に掲げられた。

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史料(『山陰合同銀行史』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 14:25 UTC 版)

米子銀行」の記事における「史料(『山陰合同銀行史』)」の解説

同行創立前後の状況について、大正9年1920年発行新築記念株式会社米子銀行営業案内次のように述べている。 「當時山陰地方殊に伯耆地方にありては商工業稍(やや)振興せりと雖も金融機関未だ備らず、ただ第八十二國銀行支店營業せしものなきに非ざりしも地方商人取引頗る稀にして、商業取引上最も密接の關係を有する為替取組甚だ不便にして、多く坂口商店などの手を煩し僅に処辧も得たるに過ぎず。 されば地方商估銀行要望する頗る切なるものあり、その設立機運既に熟しければ、遂に明治二十六年十一月當時米子商工會會頭坂口平兵衛氏の主唱の下に、同氏並に野坂茂三郎外数發起人となりて、株式二千株主七十五名より成る所の唯一私立銀行企画せられ、翌年一月設立免許を受け、株式會社米子銀行として營業開始せり。是を當行起源とす。然るに當行創立早々二十七、八戰役起りしかば、進んで軍事公債應募をなして其信用博し戦後財界變動遭遇せしもよくその任務をあやまらず、以て地方金融界貢献する所ありたり。」

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史料(日野郡黒坂町・光明寺・稲田清淳墓碑)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 04:19 UTC 版)

稲田清淳」の記事における「史料(日野郡黒坂町・光明寺・稲田清淳墓碑)」の解説

稲田清淳 - 故陸軍三等軍医正七位勲六等稲田清淳墓 清行院義貫智淳居士 明治三十八年二月十二日、三等軍医正七位稲田清淳病み清国盛京省遼陽八里荘分医院没す享年四十歳越えて二月十二先塋次に帰葬す。 君は稲田氏伯耆の国日野郡黒坂村の人なり。人となり快にして細行に拘(こだ)はらず。夙(つと)に医学志し明治二十年大阪遊び内外の諸科を修む二十二年内省試に応じて及第し允(ゆる)さるるを得たり。此より専ら公私医務任じ精勤を以て稱へらる。 二十一年郷に帰り開業す。二十九年台湾に赴き、公医に挙げられ比須篤病原を究(きは)め、得る所少なからず後郷里に帰りて業に復す。君事務精通するを以て郡会議員選ばれ其の副議長為る。討露の役に官医員を召す。君奮起して募に応じ第十師団属して見習医官為る未だ幾ばくもあらずして三等軍医に任ぜられ、正八位叙せらる。時に三十七年十月なり。其の軍中に発瘟(はつをん)の虞(おそれ)有り君命奉じて高家屯に在り診療従事して日夕寝食忘る療治室、避隔室等を設けて防備具(つぶさ)に至れり。軍衆及び土民をして其の惨毒を治免せしむ。君積労の遂(つひ)に其の気の感染する所と為りて、療養無く終(つひ)に起(た)たず。 朝廷特に其の功を賞して位階進め金を賜ふ若干を以てす。土人も亦金を醵して寄贈すと云ふ。銘に曰く刀圭もて衆を済(すく)ふ。何ぞ必ずしも戈を操らん。偉なるかな仁術其のも亦多なり。明治三十三月二十日 田中尚

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史料

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 07:30 UTC 版)

名詞

しりょう

  1. 歴史研究編纂の用にされている文献等の資料

発音(?)

し↘りょー

関連語


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