召すとは? わかりやすく解説

め・す【召す】

読み方:めす

[動サ五(四)《「見(め)す」と同語源。ごらんになるためにお呼び出しになるところから

「人を呼び寄せる」「招く」「取り寄せる」「呼び出して任ずる」などの尊敬語。「神に—・される」

「御硯(すずり)急ぎ—・して」〈源・帚木

もろこし判官に—・されて侍りける時に」〈古今九九三・詞書

《「お取り寄せになる」意から》身にとり込む、身につける、また身体関連する動作をいう。

㋐「食う」「飲む」「着る」「履く」「買う」また、乗る」などの尊敬語。「お酒をたくさん—・しておられる」「和服を—・していらっしゃる」「花を—・しませ」「車にお—・しになる」

㋑「(風邪を)ひく」「(風呂に)はいる」「(気に)いる」「(年を)とる」などの意の尊敬語。「お風邪を—・す」「お年を—・した方」「お気に—・しましたか」

㋒「切腹する」の尊敬語。「お腹を—・す」

広く、「する」の尊敬語。なさる。→召される

命令して無理に呼び寄せる取り寄せるころから》命によって捕らえる。また、お取り上げになる。現在、複合語用いる。「—・し取る」「—・し上げる」

補助動詞尊敬語動詞連用形付いて尊敬の意を強める。通常一語化したものと認める。「しらしめす」「きこしめす」「おもほしめす」など。


召す

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 08:31 UTC 版)

和語の漢字表記

  1. めす」を参照

「召す」の例文・使い方・用例・文例

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