歴史研究
歴史研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 03:24 UTC 版)
戦後、平泉が構築した「平泉史学」の正統の継承者として、日本古代史(古代・上古史)を中心に研究。その著述は多数に亙る。ただ、1949年(昭和24年)8月に発表された処女論文「新撰姓氏録撰述の次第」は、歴史論文でありながら京都大学発行の『国語国文』という国文学系の雑誌に掲載された[要出典]。 また、唯物史観全盛期であったため、論文を発表する専門誌が得られず、新しい学術雑誌の創刊に関与したり、神社関係の叢書等で論文を発表した。それ故、論考が多数あるにもかかわらず、そのほとんどが歴史学界において無名の雑誌に掲載されていたがため、それを入手・閲覧するには困難な状況であった。それに応えるべく、田中の還暦を期として彼の著作集が刊行された。 なお、田中は、大阪社会事業短期大学在職中の1954年(昭和29年)1月に、井上薫・岸俊男・直木孝次郎と共に続日本紀研究会を結成した[要出典]。
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