歴史研究会関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:44 UTC 版)
田中直行(たなか なおゆき) 歴史研究会の顧問であり、波留のクラス、2年E組の担任。若くてとても優しい先生で、生徒から信頼されている。歌丸からは松平容保公と呼ばれており、佳枝からは「タナッチ」と呼ばれている。サッカー部の顧問も兼任しており、歌丸らが企画した研究旅行の日程とサッカー部の合宿・練習日がかぶっていたため、旅行の引率を断らざるを得ず、副顧問の富永南を紹介する。(南は今年度から赴任した教師であり、部員の誰も副顧問の存在を知らなかった。) 富永南(とみなが みなみ) 歴史研究会の副顧問。英語の先生。26歳。とても小柄で、中学生と間違えられる程幼い外見だが、大変可愛らしい容貌のため男子生徒から絶大な人気がある。副顧問として、研究旅行の引率を部員から依頼されるが、ウソの用事を並べ立てては依頼をことごとく断るという、実は非常に狡猾で抜け目ない性格。「補習」と称してイケメン男子生徒と二人きりになり、誘惑して楽しむことが趣味というとんでもない小悪魔。生徒との密会現場を撮影した亨の携帯電話を「渡してくれたら何でも一つだけ言うこと聞いてア・ゲ・ル」と言葉巧みに奪い取り、証拠写真を削除してしまう。相手を欺くためなら簡単に嘘泣きができる。 実は南は高校生の時はメガネデブだった暗い青春を過ごしており、20歳の頃に青春を取り戻すべく2年かけてダイエットを成功させ、モテモテの女に変身した過去を持つ。当然多くの男から言い寄られたが、あくまで「高校時代の青春を取り戻す」ことが目的であったため、「現役の高校生と恋をして結婚する」ために高校の教師になり、イケメン生徒たちを誘惑していたのだった。しかし本人は未だに「キレイな身体」であると主張している。(嘘ではないらしい。) ある日とうとう把紋人が標的になり、英語スピーチコンテスト出場のための特訓を言い訳に把紋人を手玉に取ろうとするが、誠実な把紋人は言いなりにならなかった。歴史研究会の研究旅行の引率を依頼された南は、把紋人を旅行に同行させるなら引率を承諾するという条件を出す。それを聞いた波留は不本意ながら把紋人に同行を依頼するが、賢い把紋人は一計を案じ、英語スピーチコンテストへの出場を承諾することと交換条件で、波留達の旅行の引率を承諾するよう南に依頼する。この作戦が成功し、把紋人の同行なしに、波留達は南の書いた引率の承諾書を得て、知華子の父を説得することに成功する。 一見胸も大きく見えるが、どうやらパッドを入れて盛っているらしい。(単行本第4巻、第37話) 把紋人は見事英語スピーチコンテストに入賞し、富永はその勢いで把紋人に告白するが、「好きな人(梓)がいる」と断られる。しかし南は波留に入れ知恵されてすぐに立ち直り、今度は文化祭での新しい出会いに期待を抱くようになる。 モデルは「ももち」こと嗣永桃子であることを作者自ら明かしている。
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