アルデヒド【aldehyde】
アルデヒド
アルデヒド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/10 03:20 UTC 版)
ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドなど 組織学で最もよく使われるのはホルムアルデヒド(飽和水溶液がホルマリンと呼ばれている)である。ホルムアルデヒドは主に塩基性アミノ酸のリジンの側鎖末端などにあるアミノ基に作用すると考えられている。グルタルアルデヒドも頻用されており、作用機序はホルムアルデヒドと同様と考えられている。ホルムアルデヒドより分子が大きいため組織への浸透は遅いが、より遠い距離にあるタンパク質同士を架橋することができ固定力は強い。この2者の利点を組み合わせるために、ホルムアルデヒドとグルタルアルデヒドを混合して用いる場合もある。
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アルデヒド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:19 UTC 版)
アルデヒド (RCHO) (aldehyde) は、CHOの酸素をH2で置換した炭化水素の語尾eをalとすることでその名が得られる。複数のアルデヒド基を持つ場合はアルデヒド基のある炭素の位置をできるだけ小さい数で表しCHOの酸素をH2で置換した炭化水素の語尾eをアルデヒド基の数のギリシア語 (2=di, 3=tri, 4=tetra, 5=penta,...) とalとすることでその名を得られる。 HCHO {\displaystyle {\ce {HCHO}}} 〔慣用名 ホルムアルデヒド〕 メタナール (methanal)
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「アルデヒド」の例文・使い方・用例・文例
- アルコールが酸化するとアルデヒドとなりますが、アルデヒドが酸化するとどうなりますか。
- 青葉アルデヒド 1 万分の 1 の濃度の水溶液で水虫の菌が瞬時に死ぬことが実験で分かっている.
- アルデヒドの、アルデヒドに関する、または、アルデヒドを含む
- アルドールをもたらすアルデヒドの反応
- 鎮静剤および溶剤として使用される無色の液体(アセトアルデヒドの環状三量体)
- 6つの炭素原子とアルデヒド基がある単糖の砂糖
- アルデヒド基を含む、またはヘミアセタールである単糖
- アルコール分子をアルデヒド分子に加えることによって生成される有機化合物
- 酢酸と香水と薬の製造において主に使われる無色の揮発性の水溶性の液体アルデヒド
- アセトアルデヒドの2つの分子の凝縮によってできた油っぽい無色の液体
- ホルムアルデヒドを水に溶かした10パーセント溶液
- アルデヒドで生じる負の一価のアシル基
- 顕微鏡での観察ができるように組織や細胞を固定する化合物(エタノールまたはホルムアルデヒドなど)
- 鼻を突くような臭いのする液体アルデヒド
- 糖が分解して生成される甘い結晶性のアルデヒド
- グリセロールまたはグリセルアルデヒドの酸化によって得られるシロップ状の酸
- 尿素とホルムアルデヒドから得られる澄んだ熱硬化性の樹脂で、電気器具、接着剤、上塗りに用いられる
- 通常アルデヒドまたはケトンからのアセタールの調合における中間生成物として生成される有機化合物
- メラミンとアルデヒドから形成された熱硬化性樹脂
- ビニールホルムアルデヒドの重合体
アルデヒドと同じ種類の言葉
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