イミド

デジタル大辞泉

イミド【imide】

読み方：いみど

アンモニアNH₃の水素原子2個をアシル基RCO-で置換した化合物。酸イミド。

日本化学物質辞書Web

イミド

分子式：	HN
慣用名：	イミド、Imide、アンモニアイオン(NH2-)、Ammonia ion(NH2-)

「日化辞Web」で詳細を見る

ウィキペディア

イミド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/03 08:59 UTC 版)

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 出典検索?: "イミド" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL（2023年1月）

イミドの一般構造

イミド (imide) は、1級アミンまたはアンモニアにカルボニル基が2つ結合した構造である。イミドは一般にアンモニアまたは1級アミンと酸ハロゲン化物または酸無水物から作られる。

用途

化学工業では、多くのイミドはモノマーとしてポリアミドの製造に使われている。最もよく使われているイミドは適度な分子量を持った芳香族ジカルボン酸を基にしている。

他の重要なイミドにフタルイミドがある。これはフタル酸の複素環イミドで、フタロシアニンを作る際の中間体である。いくつかのフタルイミドはルミネセンスの性質を持っている。

RNAのウラシル塩基やDNAのチミン塩基に存在するイミド構造は、DNA の二重らせんの中でアデニン塩基とワトソン-クリック型水素結合を構成している。

関連項目

• ポリイミド
• アミド

ウィキメディア・コモンズには、イミドに関連するカテゴリがあります。

この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:化学／Portal:化学）。

Weblio日本語例文用例辞書

「イミド」の例文・使い方・用例・文例

• 射出成形性ポリイミド