エム【M/m】
読み方:えむ
4 〈M〉
㋒《(ラテン)membrum virile》陰茎を表す略号。
5 〈M〉《nautical mile》海洋や航海上の距離の単位、海里の記号。
6 〈m〉《(フランス)mètre》長さの単位、メートルの記号。
7 〈M〉《magnitude》地震の大きさの単位、マグニチュードの記号。
8 〈M〉《(ドイツ)Mach》高速飛行速度の単位、マッハの記号。
10 〈M〉《master/master course》修士・修士課程を表す記号。M1(修士課程1年生)、M2(修士課程2年生)のように用いる。
マーク【Mach】
【マッハ】(まっは)
Mach
物理学者エルンスト・マッハ博士(Ernst Mach)が定義した速度の単位。
「マッハ1」は、ある空間を振動が伝播する速度、すなわち音速に等しい。
音速は振動を伝播するのがどのような物質であるか、また密度や温度、圧力などによって変動する。
国際標準大気を想定した場合のマッハ1は秒速として約340 m/s、時速にして約1,224 km/hに相当する。
高空など気圧が低い場合は遅くなり、真空中ではゼロとなる(真空は振動を伝播しない)。
逆に圧力が高ければ音速は早くなる傾向にあり、ソナーなどで問題になる「水中音速」は大気中の4倍以上に達する。
特に条件の指定がない場合、マッハ1は340 m/sと換算される事が多い。
世界ではじめて音の壁を超えたのは、公式記録上ではアメリカのX-1型ロケット実験機のテストパイロットであったチャールズ・イェーガー中尉(1947年10月14日にマッハ1.05を記録)である。
また、有人航空機の最高速度世界記録は1967年にウィリアム・J・ナイト米空軍大尉がX-15実験機で到達したマッハ6.70。
しかしながら、実際の運用では、最先端のジェット戦闘機であっても最高速度はマッハ2.0~2.5程度、通常の飛行速度は亜音速程度に抑えられている。
マッハ2以上の速度に実質的な利得はなく、部品の摩耗や燃料消費を増大させるのみであると考えられている。
関連:国際標準大気
Mach
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:22 UTC 版)
Mach(マーク[1])とは、カーネギーメロン大学のリチャード・ラシッド教授(実際の実装はアビー・テバニアンが中心[2])らのMachプロジェクトにより開発されたマイクロカーネルタイプのオペレーティングシステム (OS) を言う。名前は「複数非同期通信ホスト」を意味する英語「multiple asynchronously communication hosts」に由来している。
- ^ 哲学者のエルンスト・マッハと同じスペル Machであることからマッハと呼ばれることもあるが、正式にはマークと呼ぶのが正しいとされる。
- ^ Darwin Releases Sourceのリスト内からダウンロード出来るxnuのソースコードを参照
- ^ 共有メモリ、4.2BSD以降でのSocket、SystemVでの msgrop() など
- ^ メモリを要求された時点で確保するのではなく、使用された時点で確保する方式。メモリがコピーされた場合も、実際の動作としてはコピーではなく仮想記憶機構を利用して多重参照するだけとし、実際にコピーを行うのは、書き換えられた領域のみとなる。結果として必要最小限のメモリ確保、メモリコピーしか行われないというメリットを持つ
- ^ Mach(1993) p.v
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