カーネル【kernel】
カーネル
OS(オペレーションシステム)の中核を為す部分。CPUやメモリを始めとするハードウェアを制御し、アプリケーションプログラムの実行やメモリ管理などを担当する。Linus Torvaldsを中心に開発が進められているLinuxカーネルが有名。
カーネルに、シェルなどのインターフェイスやファイル操作用のプログラムなどを用意することで、OSとして利用可能になる。この、カーネル+ソフトウェア群のセットのことを一般にディストリビューションと呼ぶ。
Linuxカーネルの場合、3つの数字でバージョンを表す。現在は2.x.xが使われており、2つ目の数字が偶数のものが安定版、奇数のものが開発版である。また、3つめの数字のあとに細かいリビジョン番号やアルファベットがつくことがある。これは、カーネルに対し、ディストリビューション固有のパッチなどを当てていることを示す。
関連見出し
Linux
シェル
ディストリビューション
関連URL
The Linux Kernel Archives(http://www.kernel.org/)
カーネル
カーネルとは、OS(オペレーティングシステム)の中核で、CPUやメモリなどのハードウェアを直接コントロールするためのソフトウェアである。
OSのカーネル(核)に対し、その外側で、ユーザーの操作に応じてアプリケーションソフトウェアなどを起動させたり、切り換えたりするソフトウェアをシェル(殻)と呼ぶ。
OSのLinuxは、狭義にはLinuxのカーネルを指す。ただし周辺的なソフトウェアを含めたLinuxディストリビューションを指してLinuxと呼ぶ場合も多い。また、2001年に発表されたMac OS Xのカーネルは、UNIX系OSのカーネルであるDarwinが採用されている。
カーネル (ゲーム理論における)
カーネル
(kernel から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 01:00 UTC 版)
カーネル(英: kernel)は、階層型に設計されたオペレーティングシステム (OS) の中核となる部分で、アプリケーションとハードウェアの架け橋である。具体的には、システムのリソースや、ハードウェアとソフトウェアの連携を管理する[1]。そのほか、通信制御を行うことが多い。
- 1 カーネルとは
- 2 カーネルの概要
カーネル (曖昧さ回避)
カーネル (kernel、colonel等)
一般名詞
kernel
- カーネル。コンピュータのOSの中核部分。
- 画像処理(フィルター処理)における畳み込み演算で用いる小行列(係数行列)[1][2]。
- ストリーム・プロセッシングにおける、個々のストリームプロセッサによって並列実行される処理(関数)をカーネルと呼ぶ。CUDAやOpenCLといったGPGPU APIの用語としても使われている[3][4]。
- カーネル関数、カーネル法。サポートベクターマシンなどの機械学習分野での応用に使われる計算テクニック。
- 数学における核(英: kernel)については核#数学を参照。
- 小麦やトウモロコシなど穀物の穀粒(例:カーネルコーン)。
colonel
- 大佐。軍隊の階級以外の用法(名誉大佐)もある。
- ケンタッキー・カーネル(英: Kentucky Colonel) - アメリカ合衆国のケンタッキー州の定める称号でカーネルとも呼ばれる。
固有名詞
人名
- カーネル・サンダース(Colonel Sanders、ケンタッキー・フライドチキン社の創設者への別称)
- エドワード・カーネル(Edward John Carnell) - アメリカ合衆国の神学者
- カーネル・レイク(Carnell Lake) - フットボール選手
- カーネル・デビアーズ(Colonel DeBeers) - アメリカ合衆国のプロレスラー。エド・ウィスコスキーの別称。
その他
脚注
- kernelのページへのリンク