えんかくてつづき‐よびだし〔ヱンカクてつづき‐〕【遠隔手続(き)呼(び)出し】
読み方:えんかくてつづきよびだし
遠隔手続き呼出し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 08:52 UTC 版)
遠隔手続き呼出し(えんかくてつづきよびだし、英: remote procedure call、リモートプロシージャコール、略してRPC)とは、プログラムから別のアドレス空間(通常、共有ネットワーク上の別のコンピュータ上)にあるサブルーチンや手続きを実行することを可能にする技術。その際に遠隔相互作用の詳細を明示的にコーディングする必要がない。つまり、プログラマはローカルなサブルーチン呼び出しと基本的に同じコードをリモート呼び出しについても行う。遠隔手続き呼出しを行うソフトウェアがオブジェクト指向プログラミングに基づく場合、遠隔手続き呼出しのことを リモート呼び出し(英: remote invocation)あるいは リモートメソッド呼び出し (英: remote method invocation、英: RMI)と呼ぶこともある(Java RMIなど)。
- 1 遠隔手続き呼出しとは
- 2 遠隔手続き呼出しの概要
- 3 起源と歴史
- 4 関連項目
遠隔手続き呼出し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 05:46 UTC 版)
「Amoeba (オペレーティングシステム)」の記事における「遠隔手続き呼出し」の解説
遠隔手続き呼出し(RPC、リモートプロシージャコール)は、2地点間の通信であり、クライアントがサーバに要求 (リクエスト) メッセージを送信し、そしてサーバがクライアントに応答 (レスポンス) メッセージを返信する、というように構成されている。クライアント側は、要求メッセージをサーバに送信すると、サーバから応答メッセージを受信するまで、ブロックされる。標準的なサーバごとに、クライアントから呼び出すためのインタフェースが定義されている。クライアントは、このインタフェースにしたがって、スタブを通して、サーバと通信する。クライアントは、スタブのインタフェースに定義されたとおりに、サーバに引数を含んだ要求メッセージを送信し、スタブのインタフェースに定義されたとおりの形式で、サーバから応答メッセージを受信する。
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