中国高速鉄道CRH380A型電車
CRH380A
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 10:03 UTC 版)
「中国高速鉄道CRH380A型電車」の記事における「CRH380A」の解説
編成総数は40編成 (CRH380A-6001 - CRH380A-6040) が予定されている。MT比 6M2T の8両編成で、集電装置はDSA350型パンタグラフを使用し、パンタグラフの両側は立体カバーで覆われている。編成は一等個室つきの一等座席車 (ZY) 2両、二等座席車 (ZE) 3両、観光席つき二等座席車 (ZEG) 2両とビュフェつき二等座席車 (ZEC) 1両からなる。一等個室を除きすべての座席は回転可能である。観光席つき二等座席車 (ZEG) は両端の先頭車両である。入口ドアから運転席までのスペースが観光席となっている。運転席と観光席はガラスで仕切られており、座席手元のスイッチでガラスの透明度(すりガラス状・透明ガラス状)を変える事が出来、走行中の運転席を見ることができる。 2010年9月、まず CRH380A-6001 - CRH380A-6010 の10編成が上海鉄路局に配置され、滬寧都市間鉄道と滬杭旅客専用線で高速試験を開始した。同年9月28日、CRH380A-6001号編成は、滬杭高速鉄道の杭州駅から上海虹橋駅への試運転列車で、11時37分に 416.6 km/h という中国の鉄道における最高速度を記録し、通常営業用の車両での世界最高速度記録を更新した。2010年9月30日から10月1日まで、CRH380A は滬寧都市間鉄道の臨時高速列車で最初の営業運転を行った。
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