ソコル_(列車)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ソコル_(列車)の意味・解説 

ソコル (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 03:40 UTC 版)

ロシア高速鉄道 ソコル
ソコル
基本情報
製造所 РАО ВСМ
主要諸元
編成 6
軌間 1,520 (ロシア軌間) mm
電気方式 直流 3000V / 25000V
最高運転速度 250 km/h
設計最高速度 350 km/h
起動加速度 3.12 km/h/s
車両定員 350人
自重 356t (6両分)
編成長 中間車:26m
制御車:27m
全幅 3120 mm
テンプレートを表示

ソコルロシア語:Соколソーカル)は、ロシア鉄道高速列車である。列車名の「ソコル」はロシア語で「」のこと。ロシア連邦製の高速鉄道車両ВСМ250「ソコル」型電車Электропоезд ВСМ250 "Сокол"エリェクトラポーイェスト・ヴェーエースエーム250ソーカルラテン文字転写の例:Elektropoezd VSM250 "Sokol")を使用する。以下、車両名については便宜的にラテン文字表記のVSM250型を用いる。

概要

ロシアの首都モスクワサンクトペテルブルクの間654kmを、軌間1520mmの在来線経由で結んでいる。この区間には、ソ連時代の1974年から製造されたER200型電車が就役し、4時間20分で結んでいたが、技術上の理由からか週1往復程度の運用にとどまっていた。1997年、新型車両が試作され(試作時の形式名はES250)「ソコル」と命名。2000年から量産に移された(VSM250)。動力分散方式VVVFインバータ制御により交流誘導電動機を駆動。アルミ車体。直流3000V・交流25kV50Hzに対応し、営業時の最高速度は250km/h。しかしながら、ソコルの計画は2002年に中止されてしまい、その後はICE3をベースとしたドイツのシーメンス製高速車両ヴェラロを基にした車両サプサンを用いて高速化を進めた。

なお、この区間には高速新線が建設中であり、これが完成すると350km/h運転が可能となる。ロシアの高速鉄道プロジェクトは株式会社のロシア高速鉄道(RAO VSM)によって進められている。

参考文献

外部リンク


「ソコル (列車)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソコル_(列車)」の関連用語

ソコル_(列車)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソコル_(列車)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのソコル (列車) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS