ソコリ・アラヨスとは? わかりやすく解説

ソコリ・アラヨス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 02:19 UTC 版)

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この項目では、ハンガリー語圏の慣習に従い、名前を姓名順で表記していますが、印欧語族風にアラヨス・ソコリと表記することもあります。
ソコリ・アラヨス
ソコリ・アラヨス
選手情報
フルネーム ソコリ・アラヨス
国籍  ハンガリー
種目 100m走、110m障害、三段跳
所属 MAC, Budapest (HUN)
生年月日 (1871-06-19) 1871年6月19日
生誕地 スロバキアバンスカー・ビストリツァ州Brezno(en:Brezno District)郡Hronec(en:Hronec
没年月日 (1932-09-09) 1932年9月9日(61歳没)
死没地 ハンガリー、ペシュト県Bernecebaráti(en:Bernecebaráti
自己ベスト 100m:11秒4(1891年)
110m障害:17秒4(1897年)
三段跳:12m48(1896年)
 
獲得メダル
 ハンガリー
陸上競技
オリンピック
1896 アテネ 100m走
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ソコリ・アラヨスハンガリー語: - Szokolyi Alajosスロバキア語: - Alojz Sokol1871年6月19日 - 1932年9月9日)は、ハンガリー陸上競技選手である。彼は1896年に開催されたアテネオリンピックに出場して、100メートル走で3位に入賞した[1]

経歴

ソコリ・アラヨスは、1871年スロバキアバンスカー・ビストリツァ州Brezno(en:Brezno District)郡Hronec(en:Hronec)で誕生した。

ソコリは、1896年のアテネオリンピックにハンガリー代表として参加した。100メートル走で彼は予選で12秒75を記録して、アメリカ代表のフランシス・レーンに続いて2位に入り、ともに決勝に進んだ。決勝ではアメリカ代表のトーマス・バークドイツ代表のフリッツ・ホフマンが1位と2位でゴールした。ソコリは、上位の二人に続いてゴールし、決勝で12秒6を記録した3人の選手の中の1人だった。公式記録では、彼と激しい順位争いを演じたフランシス・レーンが同着で3位となり[2]、同じく12秒6を出したギリシャ代表のAlexandros Khalkokondilis(en:Alexandros Khalkokondilis)が僅差で5位となった[3]

ソコリはこのオリンピックで三段跳110メートルハードルにも参加した。三段跳では11メートル26の記録で4位に入った。

110メートルハードルでソコリは予選1組に出場した。この組ではイギリス代表のグラントリー・ゴールディングが18秒4で1位となった。途中まで2位につけていたソコリは、最後のハードルにぶつかって躓いてしまい、フランス代表のFrantz Reichel[4]en:Frantz Reichel)に抜かれたため、予選を通過できなかった。

彼は1932年にハンガリーのペシュト県に属するBernecebaráti(en:Bernecebaráti)で死去している。

脚注

  1. ^ 第1回アテネオリンピックでは、3位の選手にはメダルは贈られなかったが、獲得メダルの表示は、便宜上第2回オリンピック以降と同様の表示を用いている。
  2. ^ IOCは、ソコリとフランシス・レーンがこの競技で銅メダルを分け合ったと看做している。
  3. ^ Athletics at the 1896 Summer Olympics – Men's 100 metres(英語)
  4. ^ Reichelは、フランス代表チームの一員として、ラグビー競技で金メダルを獲得している。

関連項目

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