4代目 AL20型とは? わかりやすく解説

4代目 AL20型(2015年 - 2022年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 23:23 UTC 版)

レクサス・RX」の記事における「4代目 AL20型(2015年 - 2022年)」の解説

4代目は「レクサスブランド体現するコアモデルの一つとして、「RXありながらRX超えていく」をコンセプト開発された。 日本仕様ラインナップは、直列4気筒2.0Lターボ搭載する「RX200t」(2017年12月より「RX300」に改称)、V型6気筒3.5Lハイブリッドシステム搭載する「RX450h」の2タイプエクステリアでは、スピンドルグリル切り返し位置高く置き、薄くシャープアッパー部と分厚いロア部を対比させ、鋭さ力強さ両立リヤは、フードから始まるサイド立体流れを、リヤコンビネーションランプ内側切り返すスピンドル形状とし、ディフューザーなどのパーツ相まって、力強いスタンス表現したまた、右左折の際、LEDランプ内側か外側流れるように光る「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ」を採用した。 なお、ボディサイズ先代モデル比較して全長120mm全幅は10mm、全高を20mmそれぞれ拡大また、ホイールベースは50mm延長された。また、2017年12月には、リアドア以降ボディ延長することでサードシートを追加し7人乗り仕様とした「RX450hL」を追加したインテリアでは、12.3インチワイドディスプレイや、大型フルカラーヘッドアップディスプレイなどを採用したディスプレイゾーンと、両サイドENTERボタン追加するなど操作性配慮したリモートタッチなどの操作機能集約したオペレーションゾーンを明快に分離し、運転に集中できる環境追求また、センタークラスターやエアコンレジスターなどの機能部位には硬質素材を、人の手触れ部分には柔らか上質な素材それぞれ配し機能の違い素材感で表現している。さらに、センターコンソールのオーナメントパネルに、新規開発のレーザーカット本採用するなど、加飾意匠にも先進性質感追求している。 パワーユニットは、新設定の「RX200t」に直列4気筒2.0Lターボエンジン8AR-FTS」型を搭載最適な燃焼効率実現する直噴技術「D-4ST」を採用するとともに、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iW組み合わせている。先代モデルの「RX270」が搭載していた直列4気筒2.7Lエンジン「1AR-FE」型に対して最高出力/最大トルクは37kW(50PS)/ 98N・m(10.0kgf・m)それぞれ向上したトランスミッションは6 Super ECT(スーパーインテリジェント6速オートマチック)を組み合わせている。 「RX450h」はエンジンを、先代モデル搭載した「2GR-FXE」型から「2GR-FXS」型に換装アトキンソンサイクル採用するとともに燃料供給装置を筒内直噴+ポート燃料噴射装置D-4Sに変更し排気冷却強化したシリンダヘッドなどの最新技術組み合わせ出力性能を向上。モーター先代モデルの「4JM」型から新形式の「6JM」型に変更したシステム最高出力は313PS(230kW)と、先代比10kW(14PS)向上し燃費改善された。 なお、V型6気筒3.5Lエンジン搭載する「RX350」は日本市場では廃止されたが、北米中心とした海外市場では継続設定されている。 駆動方式は、2WD前輪駆動)とAWD4輪駆動)を設定。「RX200t」は、先代モデルのアクティブトルクコントロールAWD替わり前後輪のトルク配分100:0から50:50まで自動的にコントロールするダイナミックトルクコントロールAWD採用また、「RX450h」は、先代モデルと同様、リヤモーターとして「2FM」型を搭載し後輪駆動するE-Four電気式AWDシステム)」を採用している。 走行性能では、フロントプラットフォームの構造変更エンジンマウント配置エンジン重心に対してより近い位置ボディ懸架することで、エンジン動き抑制し操舵応答性の向上図ったまた、フロントサスペンション構造変更、およびフロントスタビライザーの大径化によりロール剛性高めることでフラットな車両姿勢実現同時に、フロント・リヤサスペンションのばね剛性適正化し、前後バランスをとり直すことで、乗り心地を向上を図っている。バックドアなどの開口部にはレーザースクリューウェルディングや構造用接着剤などを用いてボディ剛性強化。「F SPORT」はNAVI・AI-AVSを標準装備するとともに専用チューニング施したほか、「RX450h F SPORT」には電動アクティブスタビライザー標準装備し、旋回時のロール抑えている。 安全装備では、予防安全パッケージLexus Safety System +」を全車標準装備プリクラッシュセーフティシステム歩行者検知機能衝突回避支援タイプ)、車線維持サポートするレーンキーピングアシスト、ロー・ハイビームを自動切り替えるオートマチックハイビーム先行車との車間距離保ちながら追従走行するレーダークルーズコントロール全車追従機能付)をパッケージ化し、安全運転支援の強化図ったまた、ITS専用周波数(760MHz)による路車間車車間通信活用した安全運転支援システムITS Connect」(全車メーカーオプション)、アクセル踏み間違い踏み過ぎなどで起こる衝突緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両衝突危険性がある場合自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキをレクサスとして初採用し予防安全機能強化したリヤシートは、先代モデルよりレッグスペースを広げ電動リクライニング可能な後席パワーシートや、後席シートヒーターなどの機能追加設定することで快適性強化した(「version L」に標準装備、「F SPORT」にセットメーカーオプション)。また、LEXUSエンブレム手をかざすバックドアが開くタッチレスパワーバックドア(挟み込み防止機能停止位置メモリー機能付)をレクサスとして初採用全車標準装備)。さらに、前方後方のサイドウインドウの固定ガラス拡大し右左折時や駐車の際の死角低減している。

※この「4代目 AL20型(2015年 - 2022年)」の解説は、「レクサス・RX」の解説の一部です。
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