しゃしゃかん‐つうしん【車車間通信】
読み方:しゃしゃかんつうしん
車車間通信
高速道路などで、走行制御情報や安全走行のための情報を、クルマ同士で直接やりとりする通信のこと。車線変更と合流、障害物検出と回避などのほか、複数台の車両がプラトーン走行を行う協調走行、および隊列への合流と離脱、事故などの緊急事態を後続車に伝え、2次災害を防止する際に必須の技術である。通信媒体として、日本で行われた自動運転道路システムのロンジチューディナル(縦方向)制御では赤外線やFM波が用いられ、2000年11月の協調走行のデモでは、ETCで用いられている5.8GHz帯が用いられた。さらに、狭いエリアでの通信に適し、周波数の空間的な利用効率が高い60GHz帯の利用も検討されている。
反対語 路車間通信参照 自動運転道路システム、自動料金収受システム(ETC)、車群協調走行システム、プラトーン走行
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