自動運転道路システム
道路を走行時、ドライバーの役割である路面状況や現象の認知、適切な判断、クルマの操作の3段階のすべての役割を、システムまたはコンピューターが行って、自動運転のできる設備を備えた道路(AHS-a、スマートウェイなど)をいう。この場合、クルマ側も自動運転システムに対応できていること(ASV、スマートカーなど)が前提。クルマは道路情報などを路車間通信によって認識し、路上での横方向(ラテラル)制御は、路面に埋設された磁気誘導コイルやCCDカメラによってレーンマーカー(白線など)を識別して操舵系を制御するとともに、縦方向(ロンジチューディナル)制御は、車車間通信や障害物自動検出、回避システムによって、アクセル、ブレーキ操作をオートクルーズ車と同様のシステムで安全に行われる。この場合、隊列を組んで走ることをプラトーン走行という。道路側インフラの支援を受けず、自車のみのシステムで走ることを自律走行という。
参照 自律走行車、車車間通信、スマートウェイ、先進安全自動車、先進車両制御安全システム(AVCSS)、プラトーン走行、路車間通信、AHS- 自動運転道路システムのページへのリンク