VVT-iW
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/03 15:05 UTC 版)
VVT-iW(Variable Valve Timing-intelligent Wide)は2014年にレクサス・NXの8AR-FTSに初採用されたもので、従来の油圧VVT-iと比べバルブタイミングの可変範囲が拡大され、中間ロック機構が付加されている。これらによりアトキンソンサイクル(ミラーサイクル)のより積極的な導入が可能となり、中間ロック機構により冷間始動性も確保している。さらに通常の連続位相可変機構に加え、軸内に5モードOCVボルトとロックピンを内蔵し、センタースプール方式でVVT機構と一体化している。これにより従来の油圧式VVT-iより作動温度領域の拡大と応答性を向上させており実用燃費の向上に寄与している。
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