3代目 GT系とは? わかりやすく解説

3代目 GT系(2017年 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 04:19 UTC 版)

スバル・XV」の記事における「3代目 GT系(2017年 - )」の解説

3代目は、「Fun Adventure」をコンセプトに、都会的洗練されたデザインスバルらしいSUVとしての走破性、そして世界最高水準安全性能兼ね備えたクロスオーバーSUVとして開発が行われた。株式会社SUBARUへの社名変更後、初のモデルとなる。 デザインは、スバル共通のデザインフィロソフィー「DYNAMIC × SOLID」を採用エクステリアでは、ヘキサゴンモチーフを基本にしたフロントグリル幾何学テクスチャー施したまた、スバル車の共通モチーフであるポジションランプは、グリルの横バー連続性持たせBOXERエンジンピストンイメージ表現。さらにランプ全体薄型シャープ造形とする事でスポーティさを表現したサイドフロントフェンダーからドアパネル・リアショルダーまで繋がるラインリア向けて跳ね上がるドアパネル下部2つキャラクターライン設け、フロントバンパー・ホイールアーチ・サイドシル・リヤバンパーには動きのある形状としたマットブラックのクラッディング施したリヤはコンビランプを左右に大きく張り出し、によりワイド感とシャープさを強調また、ブラックリヤスポイラーリヤバンパー上のマットブラックのクラッディングにより、個性的なキャラクター強調したボディサイズは、先代モデルに対して全長が+15 mm全幅は+20 mmホイールベースは+30 mmそれぞれ拡大。なお、全高先代モデルと共通の1,550 mm抑えられており、ほとんどの機械式立体駐車場入庫できるようにしている。また、最低地上高も、先代モデル同様200 mm設定しアプローチアングル最適化また、ドアは直角近くまで大きく開きドア開口部広くなった。 インテリアは、ブラックグレー基調にオレンジステッチを強調要素として加えたまた、インストルメントパネル抑揚持たせた大胆な造形変更。シートトリムは4種類設定した安全装備面では、「アイサイト (ver.3)」を先代モデル引き続き全車標準装備北米市場ではオプションCVTモデル標準装備される。新たに車線中央維持機能」を採用するとともにACC全車追従機能クルーズコントロール)の機能強化実施している。また、「スバルリヤビークルディテクション」(後側方警戒支援システム)、「ハイビームアシスト」から構成される「アドバンスドセイフティパッケージ」を、先代引き続きメーカー装着オプションとして設定している(「1.6i EyeSight」を除く)。また、運転席SRSニーエアバッグ歩行者保護エアバッグを新採用し全車標準装備先代モデルから装備済みデュアルSRSエアバッグSRSサイドエアバッグSRSカーテンエアバッグ合わせ合計7つ乗員保護エアバッグ標準装備とした。 新プラットフォームSUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用により、操舵応答性操舵安定性飛躍的に向上し車線変更時などで操舵に対して車が線形反応するようになった併せて衝突時のエネルギー吸収量を2代目1.4倍に増大ボディ構造最適化高張力鋼板の適切配置相まって重量増を抑えながら全方位での衝突安全性を向上した併せてボディフレームワーク一新するとともにプラットフォーム上屋骨格の結合強化、リアフレームとサイドシル結合構造見直し構造用接着剤採用などによってボディ全体剛性向上し振動騒音抑制している。 フロントサスペンションは、クロスメンバーの構造変更してエンジンマウント取付け部の剛性向上し振動遮断また、リヤサスペンションでは、サブフレームブッシュの形状工夫することで、ブッシュ硬くすることなくサブフレームロール抑制。これにより運動性能振動騒音低減両立した。また、サスペンション取付け剛性高めることで、しっかりとダンパー動かせるようにするとともにダンパー減衰力最適化。さらにリヤスタビライザーを車体直接取り付けることでサブフレームへの入力減り車体揺れ抑えている。 2.0 Lエンジンの「FB20」型は燃料システム直噴化し、約80%の部品設計見直すことで、燃費性能実用トルクの向上を実現最高出力は、+3 kw(4 PS向上し113 kw154 PS)を発生。なお、最大トルク数値196 N・m(20.0 kgf・m)で、先代からの変化はない。また、廉価版として、1.6 Lエンジンの「FB16」型を新搭載した。なお、ハイブリッドモデルの「スバルXV HYBRID」は、2代目への移行で一旦廃止されていたが、2018年10月改良時に、e-BOXER搭載グレードAdvance」として復活した北米では2.5L FB25Dエンジン搭載モデルがある。 トランスミッションは、先代引き続きリニアトロニックCVT全車搭載北米市場6速MT標準CVTオプション設定される。「1.6i EyeSight以外のグレード設定されるマニュアルモード先代6速から、7速に進化している。 アクティブトルクスプリットAWDには、走破性をさらに高め電子制御システムX-MODE」を新採用(「1.6i EyeSight以外の全車)。エンジン・トランスミッションAWDVDC統合制御し4輪駆動力ブレーキなどを適切に制御することで、悪路滑りやすい路面下り坂効果発揮する

※この「3代目 GT系(2017年 - )」の解説は、「スバル・XV」の解説の一部です。
「3代目 GT系(2017年 - )」を含む「スバル・XV」の記事については、「スバル・XV」の概要を参照ください。

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