高張力鋼板とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 高張力鋼板の意味・解説 

こうちょうりょく‐こうばん〔カウチヤウリヨクカウバン〕【高張力鋼板】

読み方:こうちょうりょくこうばん

高張力鋼


高張力鋼板

英語 high-tensile steel plate

一般軟鋼板は、引張り強さ274~314MPa(28~32kgf/mm2)程度であるが、低炭素鋼少量合金元素添加し引張り強さ392~980MPa (40~100kgf/mm2)に向上させた鋼板をいう。化学組成調整圧延あるいは熱処理工程最適化して製造される圧延後の熱処理有無により、非調質高張力と調質高張力鋼大別される。高張力鋼板の特徴は、靭性溶接性優れるうえ、降伏点引張り強さ高く、この特徴生かし車体軽量化用いられる一般にハイテン俗称される。軽量化目的で、ボディ鋼板のうち約2535使用されている。おもな部品としては、フレームピラーメンバー類があげられる

参照 降伏点
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高張力鋼板」の関連用語

高張力鋼板のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高張力鋼板のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS