2010年代後半 -新たな時代へ~再建と低迷-とは? わかりやすく解説

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2010年代後半 -新たな時代へ~再建と低迷-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:58 UTC 版)

インテルナツィオナーレ・ミラノ」の記事における「2010年代後半 -新たな時代へ~再建と低迷-」の解説

2015-16 2015-16シーズン前の夏の移籍市場では、コバチッチ、カンパニャーロ、エルナネスオビ、クズマノヴィッチらを放出しジョフレイ・コンドグビアステヴァン・ヨヴェティッチミランダイヴァン・ペリシッチアデム・リャイッチフェリペ・メロマルティン・モントーヤ、アレックス・テレス、ジェイソン・ムリージョジョナタン・ビアビアニー獲得し大規模な補強チーム入れ替え敢行した。2015-16シーズンは新戦力ミランダジェイソン・ムリージョ守護神サミル・ハンダノヴィッチらが支え堅守武器49年ぶりの開幕戦から5連勝成し遂げ首位に立つなど序盤絶好調であった。しかし、2016年1月11日サッスオーロ戦での敗北以降失速。冬の移籍市場エデル獲得したものの目立った効果はなく、リーグ戦チャンピオンズリーグ圏外の4位に終わったコッパ・イタリアでは準決勝宿敵ユヴェントスFC対戦アウェーでは3-0完敗喫すも、ホームでは3点ビハインド追いつき延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。しかし、PK戦敗れ決勝進出果たせず、無冠終わった2015-16シーズン終了後中国大手家電販売グループ蘇寧電器グループクラブ株式70%を取得し筆頭株主となり、新たなオーナー誕生することになった。なお、エリック・トヒル会長の座に留任することになる。 2016-17 2016-17シーズンは、EURO2016においてポルトガル代表優勝貢献したジョアン・マリオ筆頭に、クリスティアン・アンサルディアントニオ・カンドレーヴァセビージャFCヨーロッパリーグ優勝貢献したエベル・バネガリオデジャネイロオリンピックにおいてブラジル代表金メダル獲得貢献したガブリエウ・バルボーザなどを獲得した。しかしロベルト・マンチーニ監督フロントとの間で亀裂入りマンチーニ開幕前にして辞任後任にはフランク・デ・ブール就任した。ところがシーズン始まってもなかなか勝ちを重ねることかできず、デ・ブール解任された。後任ステファノ・ピオリ就任した。ピオリ就任後上昇傾向にあったものの、最後に大きく崩れ7位に終わり欧州カップ戦出場逃した2017-18 2017-18シーズン夏の移籍市場では例年ほど大きな動き見せなかったものの、ルチアーノ・スパレッティを新監督迎えミラン・シュクリニアルボルハ・バレロマティアス・ベシーノなど主力級の選手ピンポイント補強。これが功を奏し開幕戦から第16節まで無敗キープしたが、12月に入ると8試合未勝利の急失速陥った。それでも第24節のジェノア戦で勝ち星取り戻すと復調見せUEFAチャンピオンズリーグ出場争い復帰ラツィオとのCL出場をかけた最終節勝利を収めて4位を確定させ、7シーズンぶりにCL出場獲得した2018-19 昨年から一転して積極的に立ち回りユベントスからクワドォー・アサモアラツィオからステファン・デ・フライいずれもフリーで、さらにはローマからラジャ・ナインゴランと、ライバルチーム実力者獲得成功。またアトレティコ・マドリードからシメ・ヴルサリコASモナコからケイタ・バルデラシン・クルブからラウタロ・マルティネス獲得し充実した補強成功した2018年12月CEOユヴェントスFC退任したジュゼッペ・マロッタ招聘決定。冬の移籍ではセドリック・ソアレスらを獲得したシーズン始めこそバタいたものの、第5節から7連勝記録するなど徐々に調子上げる。しかし11月に入ると上位陣との対戦多く苦戦しそのまま調子下降した2月には主将マウロ・イカルディが妻で代理人のワンダ・ナラの挑発的な発言クラブ対立しシーズン途中異例主将剥奪を受けるなど最後までチーム状態が混乱していたが、順位維持終盤3位から4位に順位下げたものの最終節エンポリ戦で勝利しそのままフィニッシュ、2010-11/2011-12シーズン以来8年ぶりとなる、2季連続でのCL出場獲得となった7年ぶり出場となったCLグループステージバルセロナトッテナムPSVと同グループとなった連勝スタートを切り、バルセロナとの2連戦も1分け1敗で凌いでベスト16進出大きく近づいたが、残り2試合で1分け1敗と失速し、総得点数の差でトッテナム逆転され3位となり、ヨーロッパリーグに回ることになったELベスト16まで進むが、ラウンド16フランクフルト戦はイカルディが招集拒否するなどチーム混乱抑えられず、2戦合計0-1敗退した2019-20 ルチアーノ・スパレッティ監督解任し、新監督アントニオ・コンテ招聘アトレティコ・マドリード退団したディエゴ・ゴディン、ダウベルトとトレードクリスティアーノ・ビラーギパルマからアレッサンドロ・バストーニサッスオーロからステファノ・センシカリアリからニコロ・バレッラ、さらにマンチェスター・ユナイテッドからロメル・ルカクアレクシス・サンチェス獲得し充実陣容揃えた昨年問題児化したイカルディはパリ・サンジェルマンミランダ江蘇蘇寧ジョアン・マリオロコモティフ・モスクワ、ナインゴランをカリアリイヴァン・ペリシッチバイエルン・ミュンヘン放出し人員整理にも成功した。冬の移籍市場では、マンチェスター・ユナイテッドからアシュリー・ヤングチェルシーFCから買取オプション付き期限付き移籍ビクター・モーゼストッテナム・ホットスパーからクリスティアン・エリクセン獲得した2020年発生した新型コロナウイルス世界的な感染拡大セリエAを含む全ての試合一時的な中断となった。しかし、リーグ戦近年の成績比較する攻守ともに素晴らしパフォーマンス披露し最終的に24勝4敗10勝ち点822010-11シーズン以来となる2位終えた。総得点数81ゴールは1951-52シーズン86ゴール)に次ぐクラブ史上最多得点数であり、36失点リーグで最も失点抑えたチームとなったCLグループステージバルセロナドルトムントスラヴィア・プラハと同グループになったグループステージでの成績は2勝1分3敗で3位となり、2シーズン連続グループステージでの敗退となったEL前身大会UEFAカップ時代の1997-98シーズン以来決勝進出果たしたが、セビージャ2-3逆転負けをし、優勝逃した2020-21 夏の移籍市場では前シーズン支えたゴディン、カンドレーヴァなどが移籍し、ペリシッチとナインゴランがレンタル移籍から復帰アクラフ・ハキミアレクサンダル・コラロフアルトゥーロ・ビダルマッテオ・ダルミアン獲得したシーズン前半戦はミラノダービー敗北CLグループステージで1勝しかできず3シーズン連続GL敗退をするなどコンテへの批判があった。しかし、シーズン後半戦は冬の選手補強無かったもののエリクセンとペリシッチがチームフィットし始めたこともあり、第18ユヴェントス戦は2-02016-17シーズン以来勝利を収めたその後優勝が決まるまで11連勝&18無敗首位キープし、第34サッスオーロアタランタ戦が引き分け終わり2009-10シーズン以来11年ぶり19回目スクデット獲得した結果的にリーグ戦2006-07シーズン以来となる勝点90超えとなり、28勝7分3敗勝点91独走状態で終えた2021-22 2021年5月26日アントニオ・コンテ監督蘇寧グループ財政難によりフロント補強プラン食い違い生じたために電撃辞任し 、新監督シモーネ・インザーギ招聘財政難影響で昨シーズン目覚ましい活躍チーム貢献したハキミをパリ・サンジェルマンへ、ルカクチェルシー高額な移籍金と共に放出した。また昨シーズン中盤本領発揮し始めたエリクセン代表戦にて心停止倒れ復帰見通しも立たなくなるなど、優勝余韻に浸る間もなく当初は暗い話題ばかりが先行した一方で補強面はミランからハカン・チャルハノールフリー獲得PSVからデンゼル・ダンフリースローマからエディン・ジェコ獲得し、さらにインザーギ恩師と慕うホアキン・コレアラツィオからレンタル迎え入れた。軸となる主力選手優勝監督離脱した開幕前は各方面から厳し予想並んだが、インザーギ監督早々にまとめ上げたチーム攻守安定感発揮し念願CLグループステージ突破加えリーグ戦では第17節で首位浮上した。冬の移籍市場ではアタランタからロビン・ゴセンスジェノアからフェリペ・カイセドレンタル獲得したコッパ・イタリア決勝延長の末にユヴェントス4-2破り11シーズン振り大会優勝果たしたリーグ戦首位に立つミラン猛追するも一歩及ばず2位となった

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