欧州カップ戦
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1958-59シーズンのUEFAチャンピオンズカップでは準決勝でマドリード・ダービーが行なわれた。レアル・マドリードは前回大会優勝クラブ(スペイン王者でもあった)として、アトレティコ・マドリードはリーガ・エスパニョーラ2位でUEFAチャンピオンズカップの出場権を得ていた。準決勝は2試合合計2-2の同点となったが、サラゴサで行なわれたプレーオフに勝利したレアル・マドリードが決勝に進出した。しかし、現行ルールのようにアウェーゴールルールが適用されていれば、勝ち上がっていたのはアトレティコ・マドリードである。 2013-14年度シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ 2013-14決勝戦において、欧州の国際カップ戦のファイナルとしては史上初となる同一地方自治体によるダービーマッチとして「マドリード・ダービー」が開催されることになった。ただし、決勝戦は予め開催地のスタジアムが決定しているため、マドリードではなく、ポルトガルのエスタディオ・ダ・ルスで行われている。試合はアトレティコが1-0とリードして迎えた後半のアディッショナルタイムでレアル・マドリードが同点に追いつき、さらに延長戦でレアル・マドリードが3点を追加、4-1で勝利したレアル・マドリードが通算10回目のチャンピオンズリーグ優勝を果たした。2015-16年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ 2015-16決勝戦でも、再び対戦することとなり、1-1となり延長戦でも決着がつかず、PK戦の末5-3でレアルが勝利し、11回目のチャンピオンズリーグ優勝を果たした。翌2016-17年には準決勝で激突。試合は1勝1敗だったが、合計スコア4-2で上回ったレアル・マドリードが決勝進出を決めた。 2018年には前年にレアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグ 2017-18、アトレティコ・マドリードがUEFAヨーロッパリーグ 2017-18を制していたため、UEFAスーパーカップで対戦することになった。試合は90分を戦って2-2となり延長戦に突入したが、アトレティコが2点を勝ち越して4-2で勝利し、3度目のスーパーカップ優勝を果たした。
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