2010年代前期
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「日本におけるゲーム機戦争」の記事における「2010年代前期」の解説
Wii U Wiiの後継機。任天堂が2012年に発売。発売直後は好調に売れていたが、2013年は新作ソフトが他機種に比べて著しく少ないこともあって苦戦。2014年は『マリオカート8』や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』がヒットし、任天堂は平成27年度3月期で4期ぶりの黒字転換に成功。2015年には『スプラトゥーン』がヒットするものの、その後も苦戦が続き、後継機のNintendo Switchが発売される前の2016年に生産終了が発表された。 PlayStation 4 PS3の後継機。SCE(現SIE)が2014年2月に発売。前世代機用のソフトウェアの互換性を備えていない。2016年にはCUH-2000Aや4K解像度などに対応したPlayStation 4 Proを発売した。海外市場では好調な売れ行きだが、日本市場では前世代機同様に伸び悩んだ。当初、日本国内ではパッケージ版のみで50万本以上を売り上げたソフトが存在しなかったが、2016年に発売された『ファイナルファンタジーXV』では日本国内の当機で初のパッケージ版のみでミリオンセラーを記録し、2018年の『モンスターハンター:ワールド』は国内PS4ソフトで唯一、パッケージ版のみで200万本出荷を記録した(ダウンロード版を含めると300万本以上を出荷)。 Xbox One Xbox 360の後継機。マイクロソフトが2014年9月に発売。発売初週の売上は3万台に満たなかった。2016年には小型化されたXbox One S、2017年には高性能型Xbox One Xを発売した。 G-cluster ブロードメディアから2013年6月20日に発売された、「クラウドゲーム」用ゲーム機。しかし2016年5月にはサービスを提供する「Gクラスタ・グローバル」が破産手続に入り解散。ブロードメディアの子会社「ブロードメディアGC」がサービスを引き継いだものの、一部のゲームは販売・配信が休止されるなど、展開は縮小傾向にある。 Wii U PlayStation 4 PlayStation 4(CUH-2000) PlayStation 4 Pro Xbox One Xbox One S Xbox One X 年別各ハードの推定売上数(エンターブレイン発表・2020年末時点)本体販売台数(単位:万台)発売タイトル数(単位:タイトル)Wii UPS4Xbox OneWii UPS4Xbox One2012年64 - - 15 - - 2013年89 - - 32 - - 2014年60 93 5 23 59 39 2015年82 121 2 22 82 40 2016年34 179 1 11 119 29 2017年- 194 1 2 171 29 2018年- 170 2 1 183 10 2019年- 120 1 - 171 7 2020年- 54 1 - 107 3 2021年- 10 - - 45 6 累計328 939 11 106 937 163
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