コッパ・イタリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/01 02:50 UTC 版)
| コッパ・イタリア・フレッチャロッサ Coppa Italia Frecciarossa |
|
|---|---|
| |
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| 開始年 | 1922年 |
| 主催 | イタリアサッカー連盟 |
| 地域 | |
| 参加チーム数 | 44 |
| 前回優勝 | インテル (10回目) |
| 最多優勝 | ユヴェントス (15回) |
| サイト | legaseriea.it/coppa |
コッパ・イタリア(伊: Coppa Italia)は、イタリアサッカー連盟が主催する、イタリアにおけるサッカーのカップ戦である。スポンサーシップにより、コッパ・イタリア・フレッチャロッサ(Coppa Italia Frecciarossa)の名称が用いられている。優勝チームはUEFAヨーロッパリーグ、スーペルコッパ・イタリアーナの出場権が与えられ、ユニフォームにコッカルダと呼ばれるイタリア国旗色のラウンデル(空軍機の国籍マークのような紋章)を付ける事が出来る。
概要
1922年に第1回大会が開かれて以来、一時的な中断(1923年 - 1935年、1944年 - 1957年)を経て、毎シーズン開催されている。予選はリーグ戦の開幕前、1回戦以降はリーグ期間中の水曜日に行われる。参加チームはしばしば変更されるが、セリエA20チーム、セリエB22チーム、セリエCからの27チーム、セリエDからの9チームの計78チームが参加した。
2018-19シーズンまでイタリアの通信会社TIMが大会スポンサーを務め、名称もTIMカップ(TIM CUP)として行われたが、2019-20シーズン決勝はコカ・コーラが大会スポンサーとなり、名称がコッパ・イタリア コカ・コーラ(COPPA ITALIA Coca-Cola)[1] 、翌2020-21シーズン決勝は再びTIMによるTIMVISION Cupに[2]、そして2021-22シーズン2回戦からはイタリアの鉄道会社トレニタリアが運行する高速列車「フレッチャロッサ」が協賛、コッパ・イタリア フレッチャロッサ(COPPA ITALIA FRECCIAROSSA)となる[3]。
セリエAのクラブのみならず、セリエBやセリエC、セリエDのクラブも参加していたが、2021-22シーズンから大会のフォーマットが変更され、セリエA・セリエBの40クラブにセリエCの4クラブを合わせた44チームに削減された[4]。
2026年の決勝戦では6万8729人の動員を記録(大会史上最高のチケット収入を記録したファイナルとなった)する一方で、2025年の決勝戦は視聴占拠率が30.9%、2026年の決勝戦は30%を下回って27.8%にまで落ち込む(過去17年間のコッパ・イタリアの決勝戦においてワーストの記録)など、大会自体の人気低下を指摘する声も挙がっている[5]。
開催方式
準決勝を除いて、1試合で決着をつけるトーナメント方式となっている。90分で決着が付かない場合は延長戦を行い、延長戦でも決着が付かない場合はPK戦を行う。
準決勝のみ、ホーム・アンド・アウェー方式の2試合を行う。2試合の合計得点で勝敗を決定する。合計得点が並んだ場合はアウェーゴールルールで勝敗を決定する。
原則として、上位のラウンドから参加したチームのホームスタジアムで試合を行うが、同じラウンドからの参加チームが戦う場合は抽選となる。
- 1回戦 - レガ・プロからの27チームとセリエDからの9チームが参加。
- 2回戦 - セリエBからの全22チームと1回戦を勝ち上がった18チームが参加。
- 3回戦 - セリエAの前シーズン下位12チームと2回戦を勝ち上がった20チームが参加。
- 4回戦 - 3回戦を勝ち上がった16チームが参加。
- 5回戦 - セリエAの前シーズン上位8チームと4回戦を勝ち上がった8チームが参加。
- 準々決勝 - 5回戦を勝ち上がった8チームが参加。
- 準決勝 - ホーム・アンド・アウェーの2回戦制。
- 決勝 - スタディオ・オリンピコで開催。1回戦制。
結果
- 略号
| aet | 延長戦 |
| R | 再試合 |
| RR | ラウンドロビン(総当たり戦)で実施 |
| AG | アウェーゴール数で勝敗を決定 |
| 国内大会2冠(セリエA、コッパ・イタリア) | |
| カップ戦2冠(コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグ) | |
| 主要大会3冠(セリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグ) |
クラブ別成績
| クラブ名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
|---|---|---|---|---|
| ユヴェントス | 15 | 7 | 1938,1942,1959,1960,1965,1979,1983,1990,1995,2015, 2016,2017,2018,2021,2024 |
1973,1992,2002,2004,2012,2020,2022 |
| インテル | 10 | 6 | 1939,1978,1982,2005,2006,2010,2011,2022,2023,2026 | 1959,1965,1977,2000,2007,2008 |
| ローマ | 9 | 8 | 1964,1969,1980,1981,1984,1986,1991,2007,2008 | 1937,1941,1993,2003,2005,2006,2010,2013 |
| ラツィオ | 7 | 4 | 1958,1998,2000,2004,2009,2013,2019 | 1961,2015,2017,2026 |
| フィオレンティーナ | 6 | 5 | 1940,1961,1966,1975,1996,2001 | 1958,1960,1999,2014,2023 |
| ナポリ | 6 | 4 | 1962,1976,1987,2012,2014,2020 | 1972,1978,1989,1997 |
| ミラン | 5 | 10 | 1967,1972,1973,1977,2003 | 1942,1968,1971,1975,1985,1990,1998,2016,2018,2025 |
| トリノ | 5 | 8 | 1936,1943,1968,1971,1993 | 1938,1963,1964,1970,1980,1981,1982,1988 |
| サンプドリア | 4 | 3 | 1985,1988,1989,1994 | 1986,1991,2009 |
| パルマ | 3 | 2 | 1992,1999,2002 | 1995,2001 |
| ボローニャ | 3 | 0 | 1970,1974,2025 | |
| アタランタ | 1 | 5 | 1963 | 1987,1996,2019,2021,2024 |
| ジェノア | 1 | 1 | 1937 | 1940 |
| ヴェネツィア | 1 | 1 | 1941 | 1943 |
| ヴァード | 1 | 0 | 1922 | |
| ヴィチェンツァ | 1 | 0 | 1997 | |
| パレルモ | 0 | 3 | 1974,1979,2011 | |
| エラス・ヴェローナ | 0 | 3 | 1976,1983,1984 | |
| ウディネーゼ | 0 | 1 | 1922 | |
| アレッサンドリア | 0 | 1 | 1936 | |
| ノヴァーラ | 0 | 1 | 1939 | |
| SPAL | 0 | 1 | 1962 | |
| カタンザーロ | 0 | 1 | 1966 | |
| パドヴァ | 0 | 1 | 1967 | |
| カリアリ | 0 | 1 | 1969 | |
| アンコーナ | 0 | 1 | 1994 |
注:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1935-36年度王者は1936年としている。
脚注
- ↑ Lega Serie A on Instagram: “Save the date 📝 17 June 2020.”
- ↑ “TIM e Lega Serie A: accordo per la sponsorizzazione della finale di Coppa Italia "TIMVISION Cup"” (イタリア語). legaseriea.it. Lega Nazionale Professionisti Serie A. 2021年5月18日閲覧。
- ↑ "Frecciarossa boards Serie A for Coppa Italia and Supercoppa ride"- insideworldfootball. 2021年11月23日.
- ↑ “4強決定のコッパ・イタリア。不満も噴出のフォーマット変更は成功なのか”. footballista. 2022年2月27日閲覧。
- ↑ “イタリアのサッカー人気はこのまま落ちていく一方か。国民の関心は今やテニス。子供の興味がカルチョに向かないのも無理はない”. フットボールチャンネル (2026年5月27日). 2026年5月27日閲覧。
外部リンク
- コッパ・イタリアのページへのリンク