*夫*とは? わかりやすく解説

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せ【兄/夫/背】

読み方:せ

女が男を親しんでいう語。主として夫・恋人をさす。⇔妹(いも)。

信濃道(しなぬぢ)は今の墾(は)り道刈りばねに足踏ましむな沓(くつ)はけ我が—」〈万・三三九九〉

女の側から兄または弟をよぶ語。⇔妹。

「人ならば母が愛子(まなご)そあさもよし紀の川の辺の妹と—の山」〈万・一二〇九〉


そ【×其/夫】

読み方:そ

[代]

中称指示代名詞。それ。

受付は—を受け取り」〈独歩牛肉と馬鈴薯

「妹が門(かど)行き過ぎかねつひさかたの降らぬか—をよしにせむ」〈・二六八五〉

三人称人代名詞その人

「—が言ひけらく」〈土佐


お‐うと〔を‐〕【夫】

読み方:おうと

《「おひと」の音変化》おっと。

「—は若く色衰へず盛りなる程なり」〈水鏡・上〉


おっと〔をつと〕【夫/良人】

読み方:おっと

《「おひと(男人)」の音変化配偶者ある男性。結婚している男女の、女性を「妻」というのに対し男性をいう語。亭主。「—のある身」⇔妻。


お‐ひと〔を‐〕【夫】

読み方:おひと

「夫(おっと)」に同じ。


つま【夫/妻】

読み方:つま

《「端(つま)」の意》

夫婦恋人が、互いに相手を呼ぶ称。

「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば汝(な)を置(き)て男(を)はなし汝を置て—はなし」〈記・上・歌謡〉

動物のつがいで、互い相手

下辺(しもへ)にはかはづ—呼ぶ」〈・九二〇

鹿と秋風など、関係の深い一組のものの一方をいう語。

小牡鹿(さをしか)の—にすめる萩の露にも」〈源・匂宮


ひこ‐じ〔‐ぢ〕【夫】

読み方:ひこじ

《「ひこ」は男子美称。「じ」は敬称》おっと。

「その—答へて歌ひたまひしく」〈記・上〉


ふ【夫】

読み方:ふ

[音](呉)(漢) フウ(慣) ブ(慣) [訓]おっと つま おとこ それ

学習漢字4年

[一]〈フ〉

成人した男。「丈夫・情夫壮夫大夫(たいふ)・匹夫凡夫

仕事たずさわる男。「火夫漁夫工夫(こうふ)・坑夫水夫(すいふ)・農夫牧夫

男の配偶者。おっと。「夫君夫妻先夫亡夫有夫一夫一婦

[二]フウ

りっぱな男子。「夫子

おっと。「夫婦

名のり]あき・お・すけ

難読水夫(かこ)・妓夫(ぎゆう)・工夫(くふう)・大夫(たゆう)・太夫(たゆう)・夫役(ぶやく)・丈夫(ますらお)・夫婦(めおと・みょうと)・鰥夫(やもお)・鰥夫(やもめ)


ぶ【夫】

読み方:ぶ

公事などのために徴発され人夫夫役(ぶやく)に従う人夫

「この御堂の—をしきりに召す事こそ」〈大鏡道長上〉

(「歩」とも書く)雑兵

「かたちをやつし—になり」〈太平記一〇


ふう【夫/富】

読み方:ふう

〈夫〉⇒ふ

〈富〉⇒ふ


お〔を〕【男/夫】

読み方:お

《「雄(お)」と同語源。「女(め)」に対する語》

おとこ。男子

吾が大国主汝(な)こそは—にいませば」〈記・上・歌謡〉

おっと。

「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば、汝(な)を置(き)て—はなし」〈記・上・歌謡〉

(「雄」「牡」とも書く)他の語の上または下に付いて複合語をつくる。

男性、または動植物のおすを表す。「—牛」「—花」「益荒(ますら)—」

一対物のうち、大きいもの、または男性的思われるほうのものを表す。「—岳」「—竹」

おおしい、勇ましい意を表す。「—たけび」「—心」


結婚 1に関する研究は、結婚行動) 2、すなわち法もしくは慣習により規定され権利と義務に伴う両性間の結合 3頻度結婚婚姻訳注)によって結びついている者たちの属性、そしてそのような結合結婚)の解消取り扱う。さらに、その発生頻度ある程度高ければその他の夫婦的結合(503-8)の研究もまたこれに含まれる婚礼 4ないし結婚式 4とは、一人男性一人女性の間の結合配偶者 5、つまり夫 6と妻 7として一般に認知させるための儀式のことを指し、それは法もしくは慣習によって規定されている。配偶者同士総称して夫婦 8と呼ぶ。


作者プシュパラター・シュレスタ

収載図書二十世紀 ある小路にて―ネパール女性作家
出版社段々社
刊行年月1988.7
シリーズ名現代アジアの女作家秀作シリーズ


作者沈従文

収載図書中国現代文学珠玉小説 1
出版社二玄社
刊行年月2000.3

収載図書辺城 復刻版
出版社本の友社
刊行年月2002.1
シリーズ名大陸文学叢書


読み方:ふ

  1. 壮年者。〔第二類 人物風俗
  2. 壮年者を云ふ。
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読み方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 14:23 UTC 版)

 (おっと)は、結婚している男性を指す。配偶者)や家族との関係や、社会的、法的な位置づけは時代や文化によって多様である。


  1. ^ 小松寿雄・鈴木英夫編(2011年)『新明解語源辞典』三省堂刊(179p)
  2. ^ Britannica 2005, dowry
  3. ^ Dower - Definition of dower by Merriam-Webster”. m-w.com. m-w.com. 2015年11月24日閲覧。
  4. ^ Heba G. Kotb MD, Sexuality in Islam Archived 9 July 2011 at the Wayback Machine., PhD Thesis, Maimonides University, 2004
  5. ^ Ephesians 53A26-27 ESV - - Bible Gateway”. www.biblegateway.com. 2016年6月1日閲覧。
  6. ^ Ephesians 5:28 In this same way, husbands ought to love their wives as their own bodies. He who loves his wife loves himself.”. biblehub.com. 2016年6月1日閲覧。
  7. ^ Ephesians 5:25 Husbands, love your wives, just as Christ loved the church and gave himself up for her”. biblehub.com. 2016年6月1日閲覧。
  8. ^ Ephesians 5:29 After all, no one ever hated their own body, but they feed and care for their body, just as Christ does the church--”. biblehub.com. 2016年6月1日閲覧。
  9. ^ Galatians 5:22 But the fruit of the Spirit is love, joy, peace, forbearance, kindness, goodness, faithfulness,”. biblehub.com. 2016年6月1日閲覧。
  10. ^ 1 Corinthians 7:5 Do not deprive each other except perhaps by mutual consent and for a time, so that you may devote yourselves to prayer. Then come together again so that Satan will not tempt you because of your lack of self-control.”. biblehub.com. 2016年6月1日閲覧。
  11. ^ The History of Rome, by Theodor Mommsen Book I Chapter 5 Section 2”. About.com Ancient/Classical History. About.com Ancient/Classical History. 2015年11月24日閲覧。
  12. ^ Stephanie Coontz on "classic marriage"
  13. ^ William C. Horne, Making a heaven of hell: the problem of the companionate ideal in English marriage, poetry, 1650–1800 Athens (Georgia), 1993
  14. ^ William Blackstone, Commentaries upon the Laws of England
  15. ^ Cuckoo's egg in the nest, Spiegel 07, 2007
  16. ^ Britannica, Legal limitations on marriages (from family law)
  17. ^ Britannica 2004, Legal limitations on marriage (from family law)
  18. ^ Women and Achievement in Nineteenth-Century Europe - Google ブックス
  19. ^ http://www.aifs.gov.au/institute/seminars/finlay.html
  20. ^ Gender Equality in Philippines - Social Institutions and Gender Index (SIGI)”. genderindex.org. genderindex.org. 2015年11月24日閲覧。
  21. ^ A brief discussion on Infidelity, Concubinage, Adultery and Bigamy”. Philippine e-Legal Forum. Philippine e-Legal Forum. 2015年11月24日閲覧。


「夫」の続きの解説一覧

夫(おっと)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 00:37 UTC 版)

カッコカワイイ宣言!」の記事における「夫(おっと)」の解説

奥様達の夫。3人が言うに、収入がすごいだけらしい。

※この「夫(おっと)」の解説は、「カッコカワイイ宣言!」の解説の一部です。
「夫(おっと)」を含む「カッコカワイイ宣言!」の記事については、「カッコカワイイ宣言!」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:39 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. おっと、古・つま男性配偶者

関連語

熟語

接尾辞

  1. (~ふ)(少なくともかつては主に)男性従事する特定の職業。現在は性差別につながるとして、用いられなくなっている。

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