隆盛期
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黄金期である1960年代から1980年代にかけては、「文壇バー」は、文壇人たちにとっての情報交換、意見交換、ビジネス獲得の場所として機能していた。また作家たちの連帯意識を高めるソサエティとしての役割を果たしていた。 (作家による記述例) 銀座は、(作家たちにとって)自分以外の世界の人にふれあい、交流のきっかけを得る場所でもあったのだ。(中略) 仕事の打ち合せ、仲間同士の付き合いは、皆銀座で行われた。新しい仕事の打ち合せ、長い連載の仕事が終わっての打ち上げ会などの場合、銀座の料理屋、レストランで食事をし、酒場(文壇バー)に移るのが、ごく普通の形であった。 — 峯島正行、『さらば銀座文壇酒場』 このメンバーの顔触れを見てもお分かりのように、みんな一匹狼ばかりであって、芸術院会員になろうと先輩文士にゴマをすったり、ゴルフにうつつを抜かすような人間はいない — 梶山季之、雑誌『噂』(1973年8月号) 作家ほど純粋に生きている奴はいないのだ。女に惚れるとどれほど騙されても悔ないし、少し休養して養生したらといってもペンを離さない。頑固と言えば頑固だか、この一徹さが権力も懼れず、金力に屈せず、暴力にも負けないのだ。 — 今東光、『週刊小説』(1975年5月15日号)
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