連合艦隊附属とは? わかりやすく解説

連合艦隊附属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:01 UTC 版)

海鷹 (空母)」の記事における「連合艦隊附属」の解説

4月20日海鷹は連合艦隊附属となる。呉海軍工廠入渠修理実施したその後伊予灘瀬戸内海西部にあって雷撃機特攻兵器桜花回天)の目標艦(標的艦)として行動した5月15日国府田清大佐(海鷹艦長)は呉鎮守府出仕となる。後任海鷹艦長大須賀秀一大佐当時空母鳳翔艦長)。 7月18日海鷹アメリカ軍B-29空中投下した磁気機雷触れて損傷別府湾引き返した7月24日米海軍機動部隊艦載機空襲時も、対空砲火回避行動によって被害なく切り抜ける。だが夕刻になり別府湾出発したところ、再び磁気機雷起爆した。舵破壊機関部損傷により航行不能となる。駆逐艦夕風曳航され、翌日には別府近郊日出湾に座礁した7月28日米軍機部隊艦載機空襲を受ける。直撃弾3発、戦死者20名。発電機損傷して排水ポンプ作動せず、浸水増大。完全に着底した。また排気ファン停止により艦内環境悪化船体放棄至った8月15日終戦の日)、大須賀大佐海鷹艦長)は横須賀鎮守府附となる。同日付で海鷹第四予備艦指定された。 戦後座礁現場で解体された。

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連合艦隊附属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:04 UTC 版)

雲龍 (空母)」の記事における「連合艦隊附属」の解説

1944年11月20日連合艦隊戦爆2(特攻)・甲戦2(直掩)・艦爆1(偵察誘導)を一隊とする特攻隊を、六隊準備するように命じた。この特攻隊空母から発進する部隊であった第一航空戦隊はこの特攻隊を「神武特別攻撃隊」と呼称し、青野計弍大尉指揮官任命した母艦龍鳳12月10日出撃準備完成予定していたが、登載母艦雲龍変更された(12月12日出撃準備完成予定)。 12月8日古村啓蔵少将第一航空戦隊司令官)はレイテ戦局をにらんで神武部隊偵察隊彗星天山など21機)と制空隊(零戦60機)を加え第一航空戦隊空母2隻(天城雲龍)と月型4隻(昭和19年12月上旬当時健在の月型は涼月冬月の2隻。花月12月下旬竣工宵月1月下旬竣工)で1月中旬以降出撃フィリピン方面行動する計画立案し意見具申した。しかし、12月12日連合艦隊司令長官豊田副武大将参謀長草鹿龍之介中将参謀神重徳大佐など)は神武部隊フィリピン進出と、第一連合基地航空部隊指揮下での作戦命じており、連合艦隊神武部隊空母からの作戦を、すでに断念していたという意見もある。神武特別攻撃隊12月18日松山出発20日台中到着零戦27彗星7)、21日フィリピン到着している。 詳細は「桜花 (航空機)」を参照 フィリピン戦局悪化する中、海軍桜花投入時機について12月23日レイテ湾想定していた。しかし桜花発射母体たる一式陸上攻撃機が、桜花懸吊したまま内地からフィリピン飛行進出する事は不可であった。そこでフィリピン整備部隊先行して駐在し受け入れ体制整えしかるのち海上輸送により桜花進出させる事になる。雲龍桜花30機を搭載、これをフィリピン海上輸送する事になった森野雲龍航海士によれば、「当初空母天城桜花陸軍部隊輸送予定だったが、天城艦長宮嵜俊男大佐〉が乗組員訓練練度理由に『天城雲龍替えられたし』と意見具申、これが認められた」という。12月10日GF機密第101321番電では、「十五日頃内地発ノ雲龍龍鳳駆逐艦四隻ヲ以テ…櫻花等約三,〇〇〇立方米、台湾向ケ輸送予定となっている。12月13日米軍ミンドロ島上陸ミンドロ島の戦いが始まる。 桜花以外にも、雲龍大発動艇各種車輌60台、爆弾陸戦兵器など軍需品合計約1,500トン陸軍空挺800名を含め便乗者1,500名を積載。さらに滑空飛行第一戦隊の軍用グライダー四式特殊輸送機(ク八)」も積み込んでいた。龍鳳主計長によれば日本陸軍落下傘部隊(挺進連隊)約1000名をフィリピンに緊急輸送するため空母2隻(雲龍龍鳳)に分乗させて出撃することになったが、一刻を争うため速力の出る雲龍集中させたという。 一方雲龍輸送物件水上特攻ボート震洋」とする文献もある。震洋第七震洋隊、50隻)については、空母隼鷹により、11月11日マニラ輸送されている(11月13日アメリカ軍マニラ空襲実施)。

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