規格戦争とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 規格戦争の意味・解説 

規格争い

(規格戦争 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 05:30 UTC 版)

規格争い(きかくあらそい、規格戦争)とは、同じ用途で非互換技術規格が並立状態にあること。特に電子媒体インタフェースソフトウェアの分野で用いられる。


  1. ^ 時には「勝った規格」へ転換するがために、「負けた規格」とは関連が薄い部位まで買い替えなければならなくなる。
  2. ^ 例えば、日本のデジタル放送をHD DVDに録画していた場合コピーガードが掛かってしまっているためにBlu-ray Discへの移行もできず、HD DVDプレーヤーの供給が止まってしまうとそのエアチェックを再生できなくなってしまう。
  3. ^ 例として、デジタル入出力インターフェースではHDMIとDisplayPortの場合、それぞれDVI-Dを基にしている。
  4. ^ DVD関連規格の場合、DVD-Video / DVD-ROM / DVD-Rを基にしているため、また、消費者の混乱を避けるため、早期にDVDマルチ(RW / RAM対応)・デュアル(RW / +RW対応)・スーパーマルチ/ハイパーマルチ(RW / RAM / +RW対応)が開発・発売された
  5. ^ 例としてVLバスとPCIが混在していた頃においては、VLバス対応ボードとPCI対応ボードの双方を製造する必要があった[要出典]
  6. ^ 新規受付停止
  7. ^ モバイルブロードバンドの現状から、便宜上LTEとWiMAXの同率勝利とする。理由としてはLTEにおいてはNTTドコモXiが従量制(厳密には7GBまでのプライスキャップ制・7GB超は128kbps制限又は、2GB毎に追加料金)移行及び専用の音声通話プランが必要であり、auKDDI沖縄セルラー電話連合)が+WiMAXでは従来の音声通話プラン及び定額制維持(ただし、au 4G_LTEでは専用の音声通話プラン及び7GB制限はNTTドコモのXiと同様)。またauの+WiMAXを提供しているMNOにあたるUQコミュニケーションズのUQ WiMAXやイー・モバイル(現:Y!mobile(ソフトバンク))のEMOBILE LTE(現:Y!mobile LTE)では定額使い放題では(ただし2014年4月末まで、それ以降は10GB制限)あるが、前者は電波の届かない地域があり、後者はLTEエリア外ではDC-HSDPAでの通信となるなど課題が多い。
  8. ^ 当初は日本のKDDIおよび同社の連結子会社にあたる沖縄セルラー電話を含む国内外のCDMA2000系陣営が採用する予定だったが、2008年11月に日本のKDDIがLTEに正式参入を表明したのを受け、米・クアルコムが進めてきた第3.9世代移動通信システムのUMBは事実上規格取消しとなった。
  9. ^ 新規受付停止・サービス終了済み
  10. ^ 日本ではISDB-Tmmと争い落選、米国ではサービス終了済み


「規格争い」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「規格戦争」の関連用語

規格戦争のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



規格戦争のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの規格争い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS