第7小隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:11 UTC 版)
「メトロイド アザーエム」の記事における「第7小隊」の解説
ボトルシップの調査を行っていた銀河連邦軍の部隊。サムスも昔在籍していた。 アダム・マルコビッチ (Adam Malkovich) 声優:小山力也 / Dave Elvin 第7小隊の指揮を務める銀河連邦軍の司令官であり、サムスのかつての上官。サムスの過去を知る数少ない理解者の一人で、彼女からは父親のような存在として慕われており絶対的な信頼関係にある。厳格かつ冷静沈着である非常に有能な軍人である一方でたまにジョークを混ぜるなどの気遣いもでき、部下だった頃のサムスに対しては「異論は無いな? レディー(Any objections, Lady?)」という合言葉を使っていた。 名前は『メトロイドフュージョン』で既に登場していたが、実際にゲームに登場したのは本作が初である。 本作において、「生命とは、誕生した瞬間から完成されたものである」という彼自身の信念に基づいた倫理観を持っており、生体兵器のような、『生命の身勝手な利用』に対して極端に否定的であることが明かされ、サムスもそれを理解していた。しかしその一方で、『メトロイド軍事化計画』のレポートの作成者及び責任者がアダムであることが判明し、さらに小隊内で暗躍するデリーターの存在もあり、一時的にサムスからも真意を疑われることになってしまう。 デリーターの襲撃を間一髪で退けたものの、その際に通信機を破壊されてしまったため一時はサムスへの発信が出来なくなってしまったが、マデリーン・バーグマンだと名乗りサムスの始末を目論む“MB”ことメリッサの計画に気づき、彼女の言うようにセクターZEROへと向かうサムスに追いつき、引き止める。その際“MB”による連邦襲撃阻止及びメトロイドと並ぶ脅威であるリドリー打倒指令と、生体兵器開発研究所にいる重要人物に関する情報とその人物の保護指令、そして「マデリーン・バーグマンは味方ではない」という忠告を与え、後事を託す。一刻を争う状況故に、生体兵器として改良された“凍結しない”メトロイドが蔓延るセクターZEROを内部から自爆機能を作動させてボトルシップから切り離し、自身諸共爆破。弟と同様に殉職する。 サムスを守るため使命に殉じ自ら犠牲となり逝く最期は、奇しくもサムスの実父ロッド・アラン、親代わりに彼女を育てた鳥人族グレイヴォイスのそれと同じであった。 本人が死亡した後も、彼の思考をモデルに製作された知能コンピューター「アダム」が『メトロイドフュージョン』『メトロイド ドレッド』に登場し、彼の役目を継いでサムスに指示を与えていくこととなる。 アンソニー・ヒッグス (Anthony Higgs) 声優:乃村健次 / Mike McGillicuty 第07小隊の隊員で、作戦コードナンバーは103。 非常に大柄な褐色の肌の男性。軍属時のサムスの同僚にて彼女と親しかった人物の一人で、サムスを妹のように見ており、アダムに対しても絶対の信頼を置いている。現在はスキンヘッドだが、サムスの回想当時では髪が生えていた。 明るい性格で、サムスに対し「プリンセス」、アダムに対して「大将」という愛称を使っている。戦闘が主な担当で、充填に時間がかかるが強力な大型プラズマ砲を装備している。戦闘力も高く、プラズマ砲を背負っている状態でリドリーの尻尾の一撃を宙返りで回避してのけた他、サムスが援護に駆け付けるまでレドギア星人と一人で渡り合っていた。 セクター3の溶鉱炉にてサムスと共にリドリーと交戦。その最中溶岩に落下するが、下の溶岩で偶然待ち構えていたマグドール星人をフリーズガンによって凍らせ足場にすることで生存。その後銀河連邦へ向かうボトルシップのエンジンを停止させた。連邦軍によってメリッサが破壊され窮地に陥っていたサムスと再会し、サムスとマデリーンと共にボトルシップから脱出した。 モーリス・ファンボロー (Maurice Favreau) 声優:山本満太 / Hanley Smith 第07小隊の隊員で、作戦コードナンバーは102。 小隊の整備兵。機器の分析などを得意とする。 セクター2の寒冷地にて“デリーター”によるフリーズガンで射殺され、凍死に偽装された。 設定資料集より、寡黙だが真面目な職人気質な性格であると設定されている。髪型は短く刈り揃えた銀髪。 ケイジ・ミサワ (K.G. Misawa) 声優:日本語版はスタッフクレジットなし / Jeff Minnerly 第07小隊の隊員で、作戦コードナンバーは105。 偵察を担当する斥候兵。メガネが特徴で、小隊内では若い隊員。口数が少なく、喋った場面はあまりない。 セクター3の溶岩地帯にて“デリーター”によるフリーズガンで射殺されたが、溶岩の中に落とされ始末されているため、メインストーリー終了後も『行方不明』扱いとなっている。 ギャラリーによれば、潔癖な性格であると設定されている。外見は左サイドを刈り上げたアシンメトリーの黒髪。年齢は20代。平時とヘルメット着用時とでは、それぞれ違う眼鏡を掛けている。 ジェイムス・ピアース (James Pierce) 声優:最上嗣生 / Aaron Thomas 第07小隊の隊員で、作戦コードナンバーは104。 ハッキングなどに精通した通信兵。飄々としているが人当たりは良い。髪型はクセのある長髪で、左眉にキズがある。20代後半の設定。 連邦軍の首謀者から「計画を知ってしまった者」を抹殺するために送り込まれ、各所で暗躍する密偵“デリーター(処理人)”の正体である。 試験監視センター内の生体兵器に関するデータの消去を目論むが、サムスが予想よりも早く到着してしまい、次いで小隊のメンバーも合流しデータを発見されてしまったため失敗。当初の予定通りメンバーの暗殺を実行する。 計画の秘密を知ったモーリス、ケイジを始末後、マデリーン(メリッサ)を狙うがサムスに防がれ、その後はアダムを狙うも抹殺に失敗、メリッサを再度狙おうとするが返り討ちに遭い死亡する。彼が使用していたフリーズガンは、後にメリッサの手に渡る。 ライアル・スミソニアン (Lyle Smithsonian) 声優:田中一永 / Mark Carr 第07小隊の隊員で、作戦コードナンバーは101。 爆破などを行う特殊工作兵。 試験監視センター付近で出現したリドリー(第2形態)に惨殺される。第07小隊の第一にして唯一の戦死者となった。 血気盛んな性格で、作中では行き過ぎた行動を他のメンバーに窘められる描写があった。 髪は赤毛。ギャラリーにて、制作途中で一度設定が変更されていたことが明かされる。当初の予定では、笑顔を絶やさない柔らかい物腰のキャラクターだった。
※この「第7小隊」の解説は、「メトロイド アザーエム」の解説の一部です。
「第7小隊」を含む「メトロイド アザーエム」の記事については、「メトロイド アザーエム」の概要を参照ください。
第7小隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 00:28 UTC 版)
「戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」の記事における「第7小隊」の解説
『1』の主人公ウェルキン・ギュンター少尉が率いる小隊。ヴァーゼル橋での初勝利を皮切りに各地で帝国軍を打ち破り活躍、最後にはマーモットの破壊とマクシミリアンの打倒に至り、ガリア公国を勝利へと導いた。422部隊との共闘時にクルトは「練度の高い小隊」であると評している。
※この「第7小隊」の解説は、「戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」の解説の一部です。
「第7小隊」を含む「戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」の記事については、「戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」の概要を参照ください。
- 第7小隊のページへのリンク