第7巻「アニメで始まる同棲生活」
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「エロマンガ先生」の記事における「第7巻「アニメで始まる同棲生活」」の解説
7月2日、編集部のビルの大会議室に集まったアニメスタッフと顔合わせした正宗は、その監督や脚本家が、紗霧が大好きなアニメ『星くず☆うぃっちメルル』を手がけていたことを、後から紗霧に聞く。だがシリーズ構成と脚本を担当する葵真希奈は有能なものの、なかなか仕事をしない脚本家としても有名だった。プロデューサーの赤坂透子はこれを見越して既に代わりの脚本家まで準備していたが、紗霧にBDを見せてもらって自分も『メルル』を気に入った正宗は、紗霧のためにも真希奈に脚本を担当してもらいたかった。 その後正宗の説得を聞き、赤坂が用意した「真希奈のライバル」からの挑発のビデオレターを見た真希奈は、和泉家に押しかけてきた。彼女曰くアニメの『世界妹』を成功させるには、生活力がない自分を養える家事スキルを持つ上に原作者でもある正宗と、『俺妹』のヒロインのモデルである紗霧が共に住むという、理想的な環境である和泉家に住む必要があるという。そこで正宗は以前から紗霧と相談していたこと、すなわち京香にも家族として同居してもらうことにして、和泉家で京香と真希奈が暮らしはじめた。 正宗と紗霧の会話などに刺激を受けた真希奈は、やっと脚本の作業を進め始める。一方で『世界妹』のゲーム化企画なども進んでいたため、正宗はさまざまな仕事に忙殺される。そんな紗霧家の状況を知ったエルフと、夏休みに入ってからエルフの家に泊まっていたムラマサは、正宗の仕事や和泉家の家事を手伝う。 その日、エルフとムラマサは結局エルフの家に帰らず、正宗の部屋で寝落ちする一方、正宗は徹夜で仕事を続けていた。その光景を見た紗霧は、正宗がエルフとムラマサを部屋に泊めたこと以上に、正宗が無理をして連日徹夜で仕事をしていたことに怒る。そして正宗に、自分の部屋で暮らすよう要求する。
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