秀徳高校
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緑間 真太郎(みどりま しんたろう) 声 - 小野大輔 / 遊佐浩二(VOMIC) 身長:195センチメートル(中学1年時174センチメートル) / 体重:79キログラム / 誕生日:7月7日 / 家族構成:父・母・妹 秀徳高校1年生。ポジションはSG。背番号は6(中学時代は11→7)。 元帝光バスケ部副主将で、「キセキの世代」随一の3Pシューター。 語尾に「〜(な)のだよ」と付ける話し方とアンダーリムの眼鏡と長い下睫毛が特徴で、裸眼ではライオンの装飾物と人の区別がつかないほど視力が低い。 プライドが高く無愛想だが、自分が認めた相手にはアドバイスを送ったり、軽く変装してよく他校の試合に足を運ぶなど義理堅い一面もある。高尾によると「ツンデレ」。桃井の黒子へのアプローチにまったく気づかないなど、恋愛事に対してはかなり鈍感。年上がタイプらしい。 高尾とはよく共に行動しており、彼と行動する際は自転車で牽引するリアカーに乗っている。彼との発言に悪態をついたり、マイペースぶりに振り回されるものの、共にプレーする中で互いを認め合い、WCの対洛山戦ではコンビネーション技を披露してあと一歩のところまで追い詰めた。黒子とは相性は悪いが、身体能力が低いながらも帝光のレギュラーであり続けた点は評価している。中学の時、黒子に出会った際は赤司が彼を評価していることがよく分かっていなかったようだが、試合を通して理解するようになった。 「人事を尽くして天命を待つ」を座右の銘とする運命論者。テレビ番組「おは朝」の占いに傾倒し、必ずその日のラッキーアイテムを傍に置き、実際に自分に都合のよい展開になることが多い。赤司に密かな対抗心を抱いており、中学時代は休み時間中に将棋勝負をしたり、定期テストではさまざまなゲン担ぎをして彼に挑んでいたが、1度も勝ったことはなかった。もっとも近くにいたがために、赤司に潜むもう一人の人格に早期から勘づいていた。WC開会式後に、開花する前の赤司の能力について黒子に話している。部活以外は利き腕である左手の指をテーピングで念入りに保護している。ピアノが得意。 コート全域から放たれる一撃必中の「超長距離3Pシュート」が唯一にして最大の武器だが、それ以外のスキルも一流。当初は自分だけを信じたスタンドプレーを貫いていたが、誠凛のチームプレイの前に惜敗後、勝利とリベンジに対する執念からチームプレイを行うようになる。帝光時代もキセキの世代の中ではほぼ唯一練習をサボったり相手チームを弄ぶことはなく、人格の変化に伴って問題行動が目立つようになった赤司やバスケへの情熱を無くした青峰らを諌めることは無かったが、「人事を尽くさない奴と仲良くはできない」と批判していた。理知的な外見に反して努力を積み重ねる実直な性格で、3Pシュートにこだわる理由も「2点ずつより3点ずつ取ったほうが強い」というシンプルな思想から。 『EXTRA GAME』のJabberwock戦では、もう一人の人格になった赤司とコンビを組み、本来は高尾としか出来なかった連携の3Pシュートを決めて相手を驚愕させた。 高尾 和成(たかお かずなり) 声 - 鈴木達央 / 箭内仁(VOMIC) 身長:176センチメートル / 体重:65キログラム / 誕生日:11月21日 / 家族構成:父・母・妹 秀徳高校1年生。ポジションはPG。背番号は10(『EXTRA GAME』では「VORPAL SWORDS」の14)。 緑間のよき相棒で、ともに秀徳のバックコートを支える。 社交的でコミュニケーション能力に長け、誰とでもすぐに仲良くなれるお調子者。込み入った事情は持ち込まずにバスケを楽しんでいる。 中学時代に緑間に敗れ雪辱を誓うが、高校では偶然チームメイトになる。入部当初は張り合うこともあったが、次第に敵意は消え、緑間に認めてもらうことを目標に練習に打ち込む。緑間と共に誠凛の試合を観戦するうちに彼らに興味を持ち、特に同学年でエースの相棒という共通点を持つである黒子をライバル視している。 伊月以上の視野の広さを誇る「鷹の目」の持ち主で、視線誘導を無効化する黒子の天敵。その視野を活かした的確な状況判断やパスワークで誠凛を苦しめる。ドリブルやパス、状況判断力など、PGとしての基礎能力も高い。 大坪 泰介 (おおつぼ たいすけ) 声 - 佐藤健輔 身長:198センチメートル / 体重:98キログラム / 誕生日:4月20日 / 家族構成:父・母・妹 秀徳高校バスケ部主将を務める3年生。ポジションはC。 背番号は4。 東京屈指の大型C。巨体を生かし、高校生離れしたダンクシュートと強固なディフェンスが武器で、攻守・精神面共に秀徳を支える大黒柱。礼儀正しく厳しい人物で、緑間も彼には頭が上がらない。一方で接触プレーで倒してしまった相手選手を気づかうなどと言った優しさも持っている。中学時代に対戦した木吉の実力を高く評価している。 高尾曰く似ていない妹の多恵がおり、次年度に入部予定とのこと(ただしマネージャー希望としてか女子バスケ部の選手希望としてかは不明) 。 木村 信介(きむら しんすけ) 声 - 佐藤美一 身長:187センチメートル / 体重:80キログラム / 誕生日:8月6日 / 家族構成:父・弟 秀徳高校バスケ部副主将を務める3年生。ポジションはPF。背番号は5。 当初は、緑間に対して実力こそ認めていたものの自己中心的な態度に反感を持っていた。しかし、彼が誠凛に敗北して以降、チームを意識するプレーをするようになってからは信頼するようになる。長身だがダンクはできないため、レイアップシュートを主な得点源とする。実家が八百屋であるため、練習ではよくスイカなどを差し入れしていたらしい。 弟がいるらしく、次年度入部予定とのこと。 宮地 清志(みやじ きよし) 声 - 庄司将之 身長:191センチメートル / 体重:77キログラム / 誕生日:11月11日 / 家族構成:父・母・弟 秀徳高校3年生。ポジションはSF。背番号は8(『EXTRA GAME』では大学生バスケットボールチーム「Strky」の6)。 やや長めの茶髪が特徴でかなりの毒舌家。3年生になって初めてスタメンの座をつかんだ努力家。バスケに対しては非常に真摯な人物で、チーム内での信頼も厚い。巧みなドリブルを活かしたペネトレイトを得意とし、ダンクなどの華麗なプレーを見せる。 爽やかな容姿で笑顔でいることが多いが、自他ともに厳しい性分で、しばしば「轢く」「刺す」など物騒な発言をする。後輩から恐れられているが、気落ちした彼らを真っ先に奮い立たせたりするなど、後輩思いな一面もある。 学業は優秀で、テスト期間も個人的に居残り練習を認められている。 作中における「残念なイケメン」の1人で、重度のアイドルオタク。推しメンは「みゆみゆ」。 宮地 裕也(みやじ ゆうや) 2年生。ポジションはSF。 宮地清志の弟。『少年ジャンプ+』連載の番外編で初登場。 引退した大坪の後を継ぎ、主将に指名される。兄同様、物騒な発言をするものの、主将としての自覚を持ち、秀徳のさらなる躍進を誓う。 中谷 仁亮(なかたに まさあき) 声 - 吉開清人 / 四宮豪(VOMIC) 誕生日:6月3日 / 年齢:40歳 秀徳高校バスケ部監督。英語(主に英文法)の教師。元全日本代表で、現役当時の背番号は5。 間延びした口調ではあるが、強豪校の監督らしい戦術眼を持ち、選手に対しても厳しい態度をしている。緑間をチームに入れたことのリスクを承知しており、緑間のワガママを1日3回まで許可している。 相田景虎、原澤とは旧知の仲。景虎には「マー坊」と呼ばれているが本人は快く思っていない。景虎同様、妻子(娘)持ちである。
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