煉獄の使徒とは? わかりやすく解説

煉獄の使徒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:31 UTC 版)

精霊使いの剣舞」の記事における「煉獄の使徒」の解説

紅蓮卿(カーディナル) / ルビア・エルステイン 声 - 大地葉ドラマCD契約精霊レーヴァティン11巻冒頭まで)→ヴォルカニクス20巻精霊魔装神殺しの焔レーヴァティン)(11巻冒頭まで)→ラグナレク20巻アルファス教国代表〈煉獄の使徒(チーム・インフェルノ)〉の総帥で、素顔仮面隠し闇色の髪と紅の瞳を持ちレン・アッシュベル自称していた人物。 その正体は、オルデシア帝国名門貴族エルステイン公爵家の長女クレア実姉であるルビア・エルステイン。 〈火の精霊王〉に仕える〈火の精霊姫〉を代々輩出してきたエルステイン家例に漏れず優秀な姫巫女であり、9歳大掛かりな土地儀式一人任せられており、周囲からは「数百年に一度逸材」と呼ばれていた。その反面体は弱く大掛かりな儀式行なってから三日間は寝込むことも度々あり、クレアによく看病されていた。 15歳で〈火の精霊姫〉を勤め上げ、妹のクレア後輩フィアナ初めとする精霊使い少女達の憧れであったが、4年前のある日に〈火の精霊王〉から「エルスティンの真なる焔」すなわち、妹のクレアの命を要求されたことで密かに抱いていた精霊王対す不信感爆発させ、精霊王存在する〈真祭殿〉の玉座の間に忍び込み、そこで精霊王禁断秘密見たことで精霊王への叛逆決意し最強の炎精霊神殺しの焔レーヴァティン)〉を強奪し阻止しようとしたフィアナに後に彼女が〈喪失精霊姫〉と呼ばれる切っ掛け与え生家のエルスティン領を含むオルデシア帝国全土怒り狂った火の精霊王〉によって焼き尽くされた後に、姿を消していた。なお、ルビア右手にはいまだに火の精霊王〉の精霊刻印刻まれており、何度焼いて復元する14巻でカミトたちに語っており、レイハに〈火の精霊王〉の精霊刻印受け継がれた後も自身刻まれているのは、〈異界の闇〉が〈五大精霊王〉に蝕まれていることによるイレギュラーだと思われるルビアの裏切りに激怒した火の精霊王〉によって帝国全土炎の精霊以外では1年もの間火が熾せなくなったことで、人々からは恐怖憎悪の念を込められ災禍精霊姫(カラミティ・クィーン)〉と呼ばれるようになった叛逆事件後、ドラクニアの〈竜の峰〉のヴリトラ封印された〈祭殿〉で数カ月修行した後に、アルフォス教国に流れ着き魔王(カミト)の力で〈五大精霊王〉を抹殺し精霊存在しない世界再構築する」という目的のためにカミトを〈魔王の後継者〉と呼び、その覚醒のために呪装刻印植えつけたり、覚醒した魔王〉の制御司る〈闇の精霊姫〉として自身上の才覚秘めている妹のクレア狙っていた。その後の混乱圧倒的な軍事力収めるためにミュアリリィなどの〈教導院〉遺児集め、レスティアに命じ軍用精霊集めさせていたが、支援者であり敵対者でもある教国の魔王教団指導者である教主からは「何も知らない哀れなお姫様」と嘲笑われており、かき集めた戦力魔王教団奪われた。 白兵戦においてはフィアナ同様に素人であったにも関わらず剣技でもカミトと互角以上に張り合えていたのは、彼女が〈五大精霊王〉が〈闇の精霊王〉の覚醒復活阻止するための対抗存在(アンチ・ユニット)として生み出された〈聖女〉であり、また、規格外精霊である〈レーヴァティン〉との契約維持するために全身には無数の呪装刻印施していた。 14巻では、チーム名を〈煉獄報復者(リーグ・オブ・インフェルノ)〉へと改名している。 最終決戦後は、〈教導院〉遺児たちを故郷戻した後、〈精霊剣舞祭〉時と同じ仮面付けレン・アッシュベル〉を名乗ってアレイシア精霊学院教師になったまた、カミトがチーム・スカーレットの中の誰を選ぶのかを気にしており、特に妹を応援するかのように振舞いながらルビア本人もカミトに好意持っているような素振り見せている。 レスティア・アッシュドール 詳細は「#レスティア・アッシュドール」を参照 ミュア・アレンスタール 契約精霊無し カミトを「兄様」と呼び慕っている少女年頃ミレーユと同じ位である。 〈教導院〉第二位軍用精霊使いで、〈怪物(モンストル)〉と呼ばれていた。 帝国辺境寒村出身で、精霊使い才能があったため4歳時に守護精霊契約を結ぶことになったが、精霊の力を限界まで絞り尽くし狂わせる愚者万力(ジェスターズ・バイス)〉の力を持っていたために精霊暴走壊滅状態にしてしまう。その後追われ放浪していたところを〈教導院〉に攫われ、暗殺者として育て上げられた。 〈教導院〉では、カミトやリリィチーム組み大量破壊工作を得意としていた。また、カミトとは相性悪く〈教導院〉にいた頃は一度勝てなかった模様4年前に〈教導院〉襲撃した神殺しの焔〉と戦い敗北その後〈教導院〉から逃げ出し流れ着いた街で〈骸連盟(マーダーズ)〉と接触し職業暗殺者となる。その2年後に〈骸連盟〉のネットワーク使い接触してきたリリィ・フレイムによって紅蓮卿(ルビア)に引き合わされ、〈煉獄の使徒〉の一員として〈精霊剣舞祭〉に出場する最終決戦後、アレイシア精霊学院生徒として編入する。 〈精霊剣舞祭〉決勝戦前に「三匹の剣士」を見に行くなど、子供らしい一面もある。 リリィ・フレイム 契約精霊:魔精霊ティターニア精霊魔装不明 〈教導院〉第七位で「蠱毒」のリリィ呼ばれるエルフィム種族少女諜報専門精霊使いで、数百種類の毒を精製できる魔精霊ティターニア〉と契約している。 〈教導院〉では、カミト、ミュアチーム組んでいてその時口数少なかったらしい。 〈教導院〉崩壊後は、紅蓮卿の命令で、〈骸連盟〉のネットワーク使いミュアなどの〈教導院〉遺児集めている。 レスティアやミュア勝手に動いているのを歯痒く思っているが、彼女達との実力差冷静に理解しているため何もできない。カミトに対しても、その実力差は満身創痍でも勝てないと理解している。 紅蓮卿の目的仮面の下にある素顔は全く知らない〈教導院〉崩壊の際に手を差し伸べられ、命を助けられたことで彼女に心酔している。 最終決戦後、〈教導院〉遺児たちを故郷返すルビアの手助け行い身元分からず帝都オストダキアの施設預けられている遺児たちの故郷全力調べている模様

※この「煉獄の使徒」の解説は、「精霊使いの剣舞」の解説の一部です。
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