煉獄のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:50 UTC 版)
カルマを始めとする煉獄案内人が自殺の業によって、煉獄に堕ちた者達に与えるルール。 無限にループする1時間以内に不幸になってしまった6人を救う 屋上から飛び降り自殺を図った七瀬誠と駅で飛び込み自殺を図った星野海人が与えられたルール。 無限にループする1時間以内に自分の自殺により、何らかの形で不幸になってしまう自分を思ってくれていた6人(誠の場合は5人と1匹)を救うこと。成功すると、自殺者に救われた者の顔写真に○マークが現れる(それ以外は△、×マークがある)。 誠や海人は霊体の存在であるため、周囲から存在を認識されないが、ループを繰り返していくうちにサンタから唯一存在を認識されたり、物に触れられる等と身体に変化が起きていく。これは生き返りの前兆として、6人を救っていくうちに徐々に人間に近い存在となっていくため。 一時は4周目のループで無限ループはなくなってしまうが、5人を救うことに成功する。しかし、最後の1人であるザック(七瀬校長)を救えなかったため、誠は自殺した父の前で時間を止められてしまう。 最終的にはカルマに与えられた最後の5周目のループで、最後の1人である父を救った誠は、6人全員を救ったその見返りとして蘇生した。 死んだ6人の魂を救う 自殺サークルに加わり、練炭自殺を図った春川たま子が与えられたルール。 1人ずつお願いを聞き出しそれを叶えていくこと。叶えると、次の者の霊が謎の女性に連れられて来る。 お願いを叶えてもその者の霊はたま子に憑き続ける(たま子に対して思い残しがあるからだと思われる)。 最終的に全員のお願いを叶えたことで、その見返りとして6人全員が生き返り、たま子の罪は帳消しとなった。
※この「煉獄のルール」の解説は、「煉獄のカルマ」の解説の一部です。
「煉獄のルール」を含む「煉獄のカルマ」の記事については、「煉獄のカルマ」の概要を参照ください。
- 煉獄のルールのページへのリンク