比良戸中学校(長崎県)
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「キャプテン翼の登場人物」の記事における「比良戸中学校(長崎県)」の解説
次藤 洋(じとう ひろし) 声 - 平野義和、堀川亮(OVA版) / 江川央生、松本保典(OVA版) / 高塚正也 / 平川大輔所属:比良戸中 - 国見学院高校 - アビスパ福岡 テクモ版:国見学院 (II) - 東都大SV (IV) ポジション:DF 誕生日:4月29日 血液型:O型 背番号は5。長崎県比良戸市出身。「パワーディフェンダー」の異名を誇る巨漢。独特の訛り(「〜タイ」、「〜バイ」)がある喋り方をする。南葛中のマネージャー西本ゆかりはいとこにあたる。 「パワーディフェンス」と称する相手選手を吹き飛ばしボールを奪うディフェンスや、正面でキャッチしたキーパーごとゴールに押し込むシュートといった、巨体を生かしたパワープレイを得意にする。また、後輩の佐野とのコンビプレイも得意にしており、南葛中戦では次藤のシュートを佐野がヘディングでコースを変えるプレイや、バックスピンをかけたロングボールでキーパーの森崎をつり出し、ガラ空きのゴールに佐野がシュートを蹴り込むプレイを披露した。 サッカー部に所属しながらもほとんど練習には参加せず、やる気を出させるためにキャプテンに任命された後もそれは同じで、「強い奴と戦いたい」との理由から喧嘩に明け暮れる毎日を送っていたが、小学生にして一人で中学生グループを叩きのめすほどの強さを持つ次藤の欲求を満たすものは現れなかった。何事にも本気になれず悶々とした日々を送っていたが、佐野からサッカー雑誌に掲載されている翼の活躍を報じた記事を紹介され、「強い奴」である翼の打倒を目標に真剣にサッカーに打ち込むようになり、その結果比良戸中を全国大会出場に導く。 【中学生編】南葛中を偵察するため静岡県大会決勝戦を観戦し、その後は東邦学園を偵察するため東京都大会決勝も観戦する。強豪チームと対戦するまでは実力を隠す作戦をとり、大差で勝利した長崎県大会の決勝戦以外の試合をいずれの試合も1-0の僅差で勝ち上がり、全国大会準々決勝で南葛中と対戦。試合中の接触プレイで負傷した翼・来生・滝の3人の調子が上がらない中、佐野とのコンビプレイなどで3点を先制し前半を終える。しかし後半になりドライブシュートを完全に会得した翼の活躍で追いつかれ、佐野とのコンビプレイも南葛中に防がれるようになり、来生と滝のコンビプレイで逆転ゴールを奪われ敗れる。当時はその時の1年間でサッカーをやめるつもりだったようだが、翼との戦いを経て翼を倒すまではサッカーをやめないと誓っている。 【ジュニアユース編】目立った活躍はないが、巨漢を生かして立花兄弟のスカイラブの発射台となり、アルゼンチン戦では1点差に追い上げるゴールをアシストした。 【ワールドユース編】賀茂から持久力がないことを指摘されたため、九州各地のフルマラソンの大会に参加し、体を絞り、持久力をつけた。ただし、この場面以前に次藤に持久力がないという描写は一切ない。リアル・ジャパン・7との2戦目でその成果を発揮、日向のポストプレイを素早いオーバーラップからのスライディングシュートでゴールを決めた。ところがワールドユース本戦・ウルグアイ戦では得点4対4からのウルグアイのシュートを次藤がクリアしたボールがゴールに突っ込んでしまい、痛恨のオウンゴールを喫することになる。その償いとして、大怪我の覚悟で彼の背中の上で日向に雷獣シュートを打たせようと試みるが、日向が彼の背中の上からそのまま高くジャンプ、着地直後に「降臨雷獣シュート」を決め、結局は背中に怪我を負わずに済んだ。その後日向から「全日本の壁、次藤洋の力がまだまだ必要なんだよ」という一言をもらい、笑顔を見せ、試合終了後には号泣していた。優勝後も「やっタイ!」と叫びながらガッツポーズをとる一面を見せた。 【GOLDEN-23】では親善試合のデンマーク戦で負傷、途中退場し、そのまま代表を離脱。アジア最終予選の最終戦近くにはほぼ復調していたが、代表復帰はせず井川のアシストに徹した。アジア予選決勝のオーストリア戦では背番号5を井川に預けた。 テクモ版では巨漢を活かしたパワー系ディフェンスを得意とし、「さのとのコンビプレイ」をシュート技として持つ。また、ストーリー中に編み出した様々なスカイラブ技で立花兄弟の発射台として活躍する。 佐野 満(さの みつる) 声 - 大山尚雄 / - / 津村まこと / 吉野裕行所属:比良戸中 - 国見学院高校 - アビスパ福岡 テクモ版:国見学院 (II) - 東都大SV (IV) ポジション:FW、MF 誕生日:8月2日 血液型:A型 背番号は16。比良戸市出身。長髪で、前髪に目が隠されて描かれることが多いのが特徴(基本的には両目だが、初期以外では片目のみ隠れる形も多い)。「ケケケ」と笑うのが特徴。 次藤の1年後輩ながらパートナー的存在。ただし次藤と同じような九州弁は全く使わない。ケンカに明け暮れて目標を失っていた次藤に、サッカー雑誌に載っている翼の活躍の記事を見せ、次藤がサッカーに打ち込むきっかけを作った。松山以上とも言われるほどボールキープ力が高く、「軽技師」と呼ばれる。 【中学生編】対南葛中戦で、次藤とのコンビプレイで2得点をあげる。試合序盤はキープ力で南葛中DF陣を手玉にとっていたが、次第に対応されるようになり、試合終盤にはオーバーヘッドキックを放つも、翼のジャンピングボレーで勢いを弱められ、森崎にキャッチされた。 【ジュニアユース編】MFへの転向に当初は慣れなかったが、後半には負傷者が相次いだこともあり、出場機会が多くなり、沢田・新田と共に下級生トリオとして活躍した。 【ワールドユース編】中国戦に累積警告二枚により出場できない葵代役の候補に真っ先に上がるなどスーパーサブとして活躍し、スウェーデン戦、オランダ戦、ブラジル戦では怪我で離脱した岬の代役を務めた。 【GOLDEN-23】では、古川と風見にフットサルテクニックを教えてくれと頼み込む(最初は断られたが、後に、ふたりが佐野や他のメンバーに影響されて、彼や岬、立花兄弟に伝授した)。そして学んだ技術を活かし、オーストラリアとの最終決戦では決勝点への突破口を開いた。 テクモ版では立花兄弟の技が多彩であることから全日本では活躍の場は少ない。しかし「V」では新田が抜けたことでスターティングメンバーとして定着する。アジア予選では日向も参加しないため、「オーバーヘッドキック」を武器に大いに活躍する。
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